今週は、とうとう雨の日ばかりで終わりました。
あ、そんな愚痴より、
令和２年豪雨災害で被災された皆様に、
心よりお見舞い申し上げます。

テレビで見ていても、もらい泣きしてしまいます。
どれほど、お力落としのことか・・・
気が遠くなるような、作業を目の前に、
立ちすくんでおられることと思います。

今は、どうか、今は、ずっと先のことを考えず、
一番近い未来のために、行動をなさってください。
たくさん考えすぎると、打ちひしがれます。
今は、今日だけを繰り返してお進みください。

すぐ、あなたの傍で、一緒に立ちすくんでいる者より。

何年前になるかしら。
今の事務所棟（居住区も含む）２００㎡を、
放火で、一夜にして焼失しました。
今でも、ありありと覚えています。
焼け焦げた臭いが、いつまでも消えない廃墟で、
仕事をし続けました。

再建には時間がかかりましたが、
その間、車で寝泊まりし、
お茶も沸かすことができないところで、
スーパーの弁当を買ってきて食べて、仕事をし続けました。

ありとあらゆるものが燃えて無くなって、
文字通りの廃墟でした。

でもね、何とか再建できたんです。
大丈夫、生きてさえいれば、
なんとかなります。

火災保険にも、入り忘れていて、
3600万かかって、再建しました。
なんとかなるって。
ほんと、なんとかなる。

放火犯へ。
あなたは、わたしたちが、どれだけ苦労したか、知る由もないでしょう。
燃えている建物を見て、楽しかったですか？
人が死ねばよいと思いましたか？
そして、今も捕まらないでいることで、
逃げおおせたと思っていますか？
もう、あなたの記憶からさえ消えましたか？

でもね、「蒔いたものを刈り取る」のは、神の摂理です。
良いものを、蒔いた者は、良いものを。
そうでないものを、蒔いた者は、そうでないものを刈り取るのです。

それは、神の真実なので、
わたしたちは一生懸命、良いものをまき続けようと努めます。

被災された皆様、ここはなんとか頑張ってください。
お願いします。