セカンド

決着の日

小説/詩

雨が降っている

音もたてずにしっとりと

私は心にまで化粧をして
あなたに会いにやってきた

今日の私は芯からきれいなはず
もうどうなっても構わない

恋の衣をまとい
私は街を歩いている

傘も差さずに
右手にケーキの入った白い小箱を一つ携えて

坂道を登っていく
赤い屋根が見えてきた

あなたはまた青いボーダーのTシャツを着ているのかな
珈琲は私が入れてあげる

多少濡れても私は溶けない
今日の私はいつもより奇麗なはずだ

白い扉の前に立ち
呼び鈴を鳴らした

今日は決着の日だ
と、ドアが開いた・・・


ポケ~としてたら
今浮かんできました

こんな感じもたまにはいいかな?



  • セカンド

    セカンド

    2020/07/26 01:10:34

    令実 様

    気合の入った恋心!
    昔は自分もこんな感じだったかも知れません^^

    一直線に進む人って好きですね
    多少憧れます?

    今年の梅雨は長く全てが湿りっぱなし
    喉には良いのかもしれないですけど^^

    我が家のヒマワリが咲きそうです
    イメージが合わない

    雨とヒマワリ
    新コラボなのかも

  • 令実

    令実

    2020/07/25 10:56:08

    どんよりした雨景色の中に、はつらつとした息吹を感じます。
    気合いの入った恋心が、梅雨のだる重気分を払拭してくれて、爽やか。(*^^*)

  • セカンド

    セカンド

    2020/07/23 00:21:49

    澪リン 様

    雨ばっかり降っていると
    こんなフレーズが浮かんできます

    今も外はかなりの雨
    音がすごいです

    しっとりとした小糠雨のなか
    しっかりとした足取りでケーキの箱を小脇に坂道を上る女の子

    ケーキにコーヒーをいただきながら
    二人にどんなドラマが起こるのか?

    想像するのもいかがなものでしょうか^^

  • 澪リン♪

    澪リン♪

    2020/07/23 00:02:28

    可愛い詩ですね。
    自分にもこんな風にケーキを持ってきてくれる誰かがいてほしいです。