セカンド

星明りの夜に

小説/詩

星が流れた
涙が落ちるように

同じ景色を見ていたはずなのに
同じ心で見ていたはずなのに

不確かな息づかいか聞こえる
泣いているのですか

漆黒の空間に
銀の粉を撒き散らしたような夜空

幾つもの星たちが
僕たちを見ている

つないだ手を強く握りしめても
言葉は何も生まれてこない

星がまた一つ流れた
涙がまた一つ落ちるように

震える肩を隠すように
風が小枝を揺らす

二つの影が一つになった
星灯りの下

また風が
静かに吹いた


なんかやたら暑いと
ちょっぴり涼しい風が欲しくなる?






  • セカンド

    セカンド

    2020/08/12 00:55:35

    令実 様

    ほんと暑いです
    太陽が近くなった?なんて錯覚しちゃいます?

    涼しい風どころか熱風が吹いている

    詩の中だけでも
    好きな人と涼んでいたいものですね^^


  • 令実

    令実

    2020/08/11 09:48:32

    ちょっぴり切ないけど、ロマンチックでステキな詩ですね。
    夜、クーラーの効いた部屋の窓から明るい星が見えます。
    でも外はその時間でも30度近くあり…。
    ビール片手にのんびり星空を眺めながら涼みたい。

  • セカンド

    セカンド

    2020/08/11 00:58:42

    粋生夢詩 様

    自分も昔はよくキャンプへと行きました
    夜は満天の星空

    まるで別世界
    僕たちは小さな生き物

    星が落ちてくるようでもあり
    自分が星空に吸い込まれるようでもあった

    今は木星と土星がよく見えています
    神秘的ですよね^^



  • 粋生夢詩

    粋生夢詩

    2020/08/10 18:58:34

    こんばんは。
    全然関係ないことなんですけれど
    中学生の頃にキャンプ遠足でみた
    山間の星空を思い出しました。
    街の明かりの届かない空は
    降るような星がまるでプラネタリウムのようで
    時が止まったような錯覚になったものです。