見えない世界
見えない世界の頬にに口づけして、
あなたを好きだと囁いて。
深い眠りに落ちたのに、
あの世界がだんだん遠くにいってしまう。
もっとずっと前、
たぶん普通に話してた頃。
とても身近にあったあの懐かしい麗しい世界が、
今では本当にたまにしかみかけられない。
わたしがいけないんだね、
わたしがよそ見したせいで。
だってあの時はそれが欲しくてたまらなくてさ、
わたしはあなたにふさわしくない人になってしまったんだね。
とても遠くに遠ざかってしまった時、
失った悲しさに気づくのさ。
昼間まぶしいのでカーテンを引いても、
昼間の光は強烈なのでわたしの心に届いてしまう。
心に届いてしまう。
・とんとん・
2020/08/15 19:02:37
ブラボーさんらしい空気が漂っていて、心地よいです(*^-^*)