黒猫の本棚。

黒猫

本棚。は未読者を意識して紹介してる...つもりです。

未読既読予定は別にして 貴方がどこを魅力に感じるのか、に興味があります。
どれでも過去日記でも一言付けてくれれば、幸いです。 本読まれない方は、それ以外でかまってください。

本棚。129

小説/詩

1.「タルト・タタンの夢」
2.「ヴァン・ショーをあなたに」
3.「マカロンはマカロン」
著作:近藤史恵 出版:東京創元社(創元推理文庫)

血なまぐさい事件は起きません。
フレンチレストランで起きる、日常の些細な事件を解くタイプのミステリー。
子供が懐いた理由は何か?とか
彼女が焼き菓子を置いて消えた理由は?とか
メニューにないブルベリータルトが注文される理由は?とか
そんなお客さんたちをめぐるミステリー。どこか「ささやかな魔法の物語 ― カフェ・かもめ亭 ―」(本棚。56)に似てる?そこまで優しい本ではありませんが。
あるいはむしろ、「ニューヨークの魔法」シリーズ(本棚。130にします)にも似てる気がします。人のことを書いてる様子が。

これを書いてる時点では3巻しか読んでいないのですが
見事な謎解きにきっとご満足いただけます。という帯に惹かれてしまった
1、2巻も今日買って読むつもりです。

追記:本シリーズは原尾有美子さんによりコミカライズされ、小学館サンデーGXコミックスから、
「ビストロ・パ・マルの事件簿」1・2として、2012年に刊行されている。

  • 黒猫

    黒猫

    2020/09/08 13:07:23

    1、2巻読みました。やっぱり面白かった!
    読んでみて気づいたのは、これ、過去に手に取ったことある・・・。
    ちらちらっとめくって読んで戻した本でした。