黒猫の本棚。

黒猫

本棚。は未読者を意識して紹介してる...つもりです。

未読既読予定は別にして 貴方がどこを魅力に感じるのか、に興味があります。
どれでも過去日記でも一言付けてくれれば、幸いです。 本読まれない方は、それ以外でかまってください。

本棚。132

小説/詩

猫と竜

作者:アマラ 出版:宝島社

ある猛獣や魔獣(!)が跋扈する森の中
小さな洞窟があった。
その洞窟に竜が舞い降りて、卵を産んだ。
その竜は卵を土に埋めて、餌を狩りにいったとき、人間に狩られた。
死を待つばかりだった卵の上に、1匹の猫がうずくまった。
猫は子猫を産むために洞窟にきたのだった。
卵の上で出産し、子供を育てる7日間後、子竜が生まれた。
母猫はベテランの母親だった。何匹も子猫を生み、魔獣の子をも育てたことがあった。
なので、子竜1匹増えてもなんら困る事は無かった(マジか!)
猫の子を一緒に育った子竜は、母猫がいなくなった後(人間に召喚された)、子猫の子孫たちを見守ってきた。

猫はただの猫でなく、キャットシーという種族であり、様々な魔法が使えた。
魔法の使える、喋れる猫たちと竜は、人間と出会い、友情を育み、数々の物語が生まれた。

という話。
猫も竜も大好きなので、この本もなんだかほっこりしました。
短編集なのですが、それぞれハッピーエンドで、読みやすいです。