コーヘイ

重賞展望

日記


今シーズンのセリーグはほぼほぼ終了。また来年応援しましょう。活躍してへんベテラン、30歳近くなって1軍定着もしてへん選手は全員戦力外で監督・打撃コーチ・守備走塁コーチ、そしてフロントも総入れ替えで。

今週末から秋競馬で紫苑S、セントウルS、京成杯AHの3重賞。阪神開催のレースは中京での開催やから傾向もかなり変わりそうやね。

【紫苑S】ここ数年ちょっと傾向が変わったような印象で以前は時計は2分前後の牝馬にとってはタフなレースで欧州色の強い差し馬が好走するレースやったけどここ2~3年は時計が速くなって1分58秒程度の決着、特にレース後半5Fは58秒を切るようなスピードレースに。それに伴って血統的にもストームキャットやヴァイスリージェント、ダンチヒといったスピード型ノーザンダンサー系が目立つように。これはエアレーション馬場(開催前半はクッション性が高く差しが決まりやすい)から馬場整備の技術が進んだからか高速化したことで後ろからでは物理的に厳しくなったんかなと。今年どうなるかはわからんから当日の馬場はしっかりチェックしたい。

ウインマイティーは今回のメンバーではオークス最先着の3着。ただ緩い展開や桜花賞組の疲労で恵まれた印象はあるし血統から本質的には時計や上がりのかかる馬場の方が向いてそう。高速馬場の2000m戦ではスピードや瞬発力に不安はある。スカイグルーヴはフローラSが案外な内容やったけどハイペースと馬体減で力を出し切れへんかった。同コースの京成杯では牡馬に交じっての2着やしその時の馬場より綺麗な馬場の方が合うと思う。前目から運べるのも良い。シーズンズギフトはマイラーには見えへんから距離延長はプラス。スピードはここでも上位やし極端に後ろからにならんなら。ホウオウピースフルは府中を中心に使われてきてるけど血統的にはパワーの要る急坂コースの方が合う可能性も。あんまり高速決着になるとどうかとは思うけどね。マルターズディオサはスピードが合って器用なのも良いけど本質的にはマイラーやし成長力も微妙。勝ち切るイメージはないかな。マジックキャッスルは距離短縮はプラス。ただ馬場が速すぎると後ろから行くこの馬は届かん可能性が高い。差しも届く馬場なら。例年以上に良いメンバーが揃って穴馬の出番はちょっとなさそうやね。。敢えて挙げるならショウナンハレルヤとクロスセルあたりかな。