【セントウルS】例年は阪神開催のレースやけど今年は中京開催で傾向なんかは役に立ちそうもない。参考までに同コースの重賞高松宮記念とCBC賞に共通するのは逃げ馬が勝ち切れへんことと千四や千六実績のある馬が好走すること、血統的にはナスルーラ（特にグレイソヴリンは千二に限らず中京コースで特注）、フォーティナイナーあたりが目立つところ。このあたりからも千二としては末脚の持続力が要求されることはわかるけど問題は馬場状態。今年は夏の中京開催がなかったことでいつもより間隔を開けてるしこの時期は中山もそうやけど野芝オンリーの１年の中でも最も時計の出やすい馬場。まずは土曜の馬場を見てからになるけどある程度前につけられる馬や内枠を重視した方が良いかもしれんね。

ダノンスマッシュは前哨戦で勝って本番負けるのがパターンになってるけどそれはもう皆知ってるしねｗこのコースがベストやとは思わんけど苦手コースでも好走はするしそもそも能力上位。軽視はしにくい。ただここ２走ベストやない距離で逃げる競馬をしてるのは気になる。ミスターメロディはダートを使ったりドバイ遠征が中止になったりで迷走気味。休み明けも走らんし厩舎的にもGⅠで仕上げてくるやろうから買いにくい。ビアンフェは前走テンの速くなりにくい京都千二をハイペースで逃げ切る好内容。ただ同世代にこれといったスプリンターが見当たらんしいきなり古馬相手の重賞ではどうか。平坦巧者が多い一族なのも気になる。クリノガウディーは高松宮記念１着入線やけどこのレース自体スプリント適性が問われへんかった緩いレース。この馬自身スプリンターとしての資質は見せたことないからね。馬場も渋らな厳しい。シヴァージは高松宮記念で狙ったようにタフな末脚が求められるこのコースは合うはず。問題は馬場で後ろからになるタイプやからあんまり内や前が有利な高速馬場やと厳しい。穴っぽいところなら前走も穴で買ったクライムメジャー。千二のペースへの慣れも見込めるし血統的にも合うはず。あとは末脚が一級品のラヴィングアンサー、前有利な馬場ならコース巧者で好走血統のセイウンコウセイ。