人生は美しい
好きな映画作品を三つ挙げるとの話題で、私が最初に思い浮かべたのはロベルト・ベニーニ監督の「ライフ・イズ・ビューティフル」
そして次に思い浮かべたのは北野武監督の「Dolls」
最後の三つめにはこれだという作品が思い浮かばなかった
面白い作品はいっぱいあるし、お勧めできる作品もある
「キングスマン」「グッド・ウィル・ハンティング」「ファイト・クラブ」等々
それらの作品もある意味では、好きという範疇に入ってはいるのだと思う
しかし、一番好きな作品を挙げるとなると意味合いが違ってくる
上手くは言えないが、ただ観て面白いというのではなく、いつ観ても何度観ても色あせないと言えばいいのだろうか
あらすじや映像の良さは、一度観たら新鮮さを失う
私が好きな作品は、事件が発生して解決をするような話の展開を見せる作品ではなく、人の生き方を切り取ったような作品なのかなあと思う
良いも悪いも事件の解決もなく、見せられた人の姿をただ鑑賞者の感性で受け取る作品
そもそもの話題の発端は、好きな映画作品を三つ挙げればその人の人柄がわかるということだそうだ
しかしその話題の中で、作品から見て取れる人柄の話は出なかった
三つ挙げればということだったので、もしあと一つを挙げたとすれば何か教えてもらえたのだろうか
今になってロバート・ゼメキス監督の「フォレスト・ガンプ」を思い出した