セカンド

あなたの足音

小説/詩

雨の音が聞こえる

静けさの中に足音を立てるように

肌に冷たさを感じる
9月の夜

止むことを知らない雨が
無表情に闇をかたち作る

雨音がその闇を連れて
わたしの部屋の中に入ってくる

拒絶という暗闇の中
心が少し濡れている

冷たい雨の音が聞こえる
それはあなたの足音

聴こえるはずがない
欠けてしまったあなたの足音






#日記広場:小説/詩

  • セカンド

    セカンド

    2020/10/09 23:22:27

    奈柚 様

    これ書いてるときは夜中の2時前後
    変に静かで雨音しか聞こえない

    そんな時って記憶の中の何かがよみがえるんだよね

    目ではパソコンを見ているんだけど
    耳から入ってくる音が頭に映像を映しだす感じ

    静けさの中の雨音からは楽しいことはあまり浮かばない
    そう寂しいような懐かしいような何かが見えるよね

    今も雨が降っているし寒いし・・・
    何かハッピーなことを思い浮かべようかな^^

  • 奈柚

    奈柚

    2020/10/09 17:07:54

    雨音に誰かの気配を思い出す時
    寂しいような
    懐かしいような