月にすらなれない、と「僕」はひとりごちた
今朝、目覚ましの20分前に目が覚めてさ、
時間までゴールデンなスランバーを堪能したんだけど、
なんかそこで……短いながらも面白い夢を見たよ。
ついったとかでたまに流れてきそうな感じの。
ほぼ文章(音声?)だったけど。
地味なラノベっつった方が合ってるかな?
主人公、夢の視点はたぶん高校生か大学生くらいの「僕」でね。
ちょっと不安定でエキセントリックなところのある幼馴染「あさひ」と
文芸部?みたいなところに所属してるの。
「あさひ」はすごく独特の魅力のある文章を書く子で、
一方「僕」は何を書いても「あさひ」の世界観を補完するようだと
部内で評価されてる。
「僕」はよく「あさひ」の世話を焼いてる。
周囲にもそう認知されてる。
おそらく家庭環境があまりよろしくない「あさひ」のために
お弁当を二人分作ってきたりする。
話にオチがつく前に目覚ましが鳴ったから、お話はここまで。
……さあ!
この短いストーリーから、「僕」と「あさひ」の関係を妄想してみよう!
「僕」は「あさひ」を…
・庇護の対象として見ている
・内心その文才を妬んでいる
・崇拝している
・腐れ縁にうんざりしている
「あさひ」は「僕」を…
・幼馴染として頼りにしている
・歯牙にもかけていない
・実は誰より「僕」の才能を信じている
・内心鬱陶しく思っている
などなど。
情報が少ないから、いろいろ考えられると思うんだよね。
ハッピーエンドにもバッドエンドにも行けると思うんだよね。
なんなら「僕」が男で「あさひ」が女という保証もないよね。
(二人のビジュアルは出てこなかったし、
語りの声もほぼわたしだったからね)
僕女かもしれないし、「あさひ」が線の細い男かもしれない。
BLかもしれないし、GLかもしれない。
LOVEではないかもしれない。
創造力を喚起する、実によい夢であった。面白かった。