重賞展望
【東京スポーツ杯2歳S】例年クラシックを狙う素質馬が揃う出世レース。17年と18年は比較的道中締まった流れになって持続力が求められたけど基本はスロー+高速馬場でトップスピードやギアチェンジ力が問われる。余程速い流れにならん限りは33秒台の上がりは必須。血統的には17,18年は欧州のスタミナ型ノーザンダンサーの血が効いてるけどそれ以外の年はもう少し軽めのスピードの血が目立つ印象。
ダノンザキッドは個人的には新馬戦の内容では世代で1番の評価をしてる馬。その新馬戦はこの時期の中距離の新馬戦としては速いペースで流れたレースでその分上がりは目立たんかったけど馬場を考えると勝ち時計はかなり優秀。しかも直線半ばでもう流してたからね。血統的には母系の欧州色が強くてトップスピードには未知な部分はあるけど能力的には抜けてるはず。ドゥラヴェルデは新潟のドスローの新馬戦で速い上がりを使って勝利。ただ新潟でスローやとそこまで斬れへん馬でもハロン10秒台のラップは出るからね。軽い血は持ってへんし少し割り引いて考える必要はありそう。同じドゥラメンテ産駒ならジュンブルースカイの方が高速馬場には向きそう。まぁ、大物感は微妙やから勝ち切れるかどうかはわからんけども。少頭数やしこのレースも穴で狙いたい馬はあんまりおらんけどプラチナトレジャーとレインフロムヘヴンあたりかな。