大山登頂テイタラク日記 3
仮想タウンでキラキラを集めました。
2020/11/22
集めた場所 | 個数 |
---|---|
自然広場 | 3 |
ペット海浜公園 | 15 |
今日も散々(3・3)なんだろうなぁ、
と思いつつキラキラ集めしたら、サービスデーで上々の結果。
【大山登頂テイタラク日記 その3】
神社の左手に「登拝門」があって、
その前の賽銭箱みたいなものが、否応なく目に入る。
入山料みたいなもんだろうと100円を入れて、
お返しで用意された?「道中安全御守」という小さなお札を手に取った。
登拝門をくぐるとすぐ、急傾斜の百段近い石段。
下山者がおそるおそる下りていく。
そう、こういう階段は上りより下りの方が怖いのだ。
登頂した帰りに疲れた脚で下りるのはイヤだなぁ、とふと呟く。
その石段を上り切るとすぐに参道、いや山道を登り始める。
それも、そこら辺の山の道とは違うのだ。
それなりに足の踏み場等は考えられているが、
大きな根が張り巡り、ゴツゴツした岩の間を縫っていく
急峻な崖をよじ登って行くような道なのだ。
それでも、始めのころは威勢よく登って行った。
まもなくして「登山道4丁目」という石の道標が。
何丁目まであるか分からないけど、10丁目が山頂なんだろう、
と勝手に思い込んで、元気よく登っていく。
(富士山未登頂だけど、確か10合目が頂上)
(富士山未登頂だけど、確か10合目が頂上)
多くの下山客とすれ違うけど、登っていく人と出会わない。
しばらくして「5丁目」、そして「6丁目」という道標を目にする。
「8丁目」にあった夫婦杉の前で、中休み。
木の間から、見慣れた高麗山などの山々が遠望できる。
「9丁目」、そしてとうとう「10丁目」。
アレ~、まだ頂上どころじゃないゾ~!
下山客がどんどん通り過ぎていくが、マスク着用者は一握り。
ってことで、僕らもマスクを外して深呼吸し、再び上り始めた。
こんな急坂、マスクなんぞしていたら息苦しくてしょうがないのだ。
そのうち日が陰り始め、風が吹くようになった。
追いついてきたアベックの会話が聞こえてくる。
「痛い、痛い」という声で振り向いたら、
頭をピカピカに剃ったらしい若者が頭を手で覆っている。
針葉樹の葉がバラバラと舞い落ちてきて、僕の顔にも当たって痛い。
「帽子をかぶればいいじゃん」
「被ったら帽子が飛んでいってしまうよぉ」
僕らは休み休み登っていく。
すれ違う下山客を改めて見ると、登山用シューズを履き、
リュックを背負い、スキーのストックみたいなものを持っている人も。
そういう山なのだ、でもここまで来たら根性で登り切るしかない。
「20丁目」の富士見台にどうにか辿り着く。
途中の道で「山頂は何丁目なんですか?」って聞いたら、「28丁目」。
それを耳にした時は愕然としたが、ここまで来たら先が見えてきた。
ここは標高1062mとあるから、あと200mかぁ・・・
(200mは距離ではなく、標高差です。念のため)
メモする気力はとうに萎えていて、記憶で書いてる旅日記。
みすぼらしい、いや古色を帯びた由緒ある鳥居が
崩れかけた石段の上に小さく見えてきた。
大山阿夫利神社の本社はもうすぐだ!
ってことで、今回はオシマイ。
次回に完結させないと、ね。
そのうち日が陰り始め、風が吹くようになった。
追いついてきたアベックの会話が聞こえてくる。
「痛い、痛い」という声で振り向いたら、
頭をピカピカに剃ったらしい若者が頭を手で覆っている。
針葉樹の葉がバラバラと舞い落ちてきて、僕の顔にも当たって痛い。
「帽子をかぶればいいじゃん」
「被ったら帽子が飛んでいってしまうよぉ」
僕らは休み休み登っていく。
すれ違う下山客を改めて見ると、登山用シューズを履き、
リュックを背負い、スキーのストックみたいなものを持っている人も。
そういう山なのだ、でもここまで来たら根性で登り切るしかない。
「20丁目」の富士見台にどうにか辿り着く。
途中の道で「山頂は何丁目なんですか?」って聞いたら、「28丁目」。
それを耳にした時は愕然としたが、ここまで来たら先が見えてきた。
ここは標高1062mとあるから、あと200mかぁ・・・
(200mは距離ではなく、標高差です。念のため)
メモする気力はとうに萎えていて、記憶で書いてる旅日記。
みすぼらしい、いや古色を帯びた由緒ある鳥居が
崩れかけた石段の上に小さく見えてきた。
大山阿夫利神社の本社はもうすぐだ!
ってことで、今回はオシマイ。
次回に完結させないと、ね。
イッコウ
2020/11/23 16:30:32
つばささんへ
「いきなり『20丁目』になった」って感じになるかなぁ・・
「10丁目」から上り続ける間の描写などを入れて、
「20丁目」につながっていくように書いてるつもりだけど。
11・12・・・・・と書いていってもショーガナイからね。
「次回、完結」にはならなかったよ。
もうすぐ「その4」をアップする。
つばさ
2020/11/23 16:01:58
いきなり「20丁目」になったと思ったら、山頂は、28丁目!?
もうマスクどころではないね。
トレッキングシューズとリュックを背負っていく場所だったのか。
でも、降りてくる人もいっぱいのようだし、もう引き返せないね・・・
次回、完結なるのか?^^
イッコウ
2020/11/22 20:43:31
すみれさんへ
そう、たぶんね。
引き返した方がいいよ、という悪魔の囁きが途中で幾度となく・・・
ハイキングコースのように思ってる人がいるみたいだけど、
そんな道ではないんです。
「山道」はヤマミチじゃなく、修験者のサンドウと読まなきゃ
その実感が伝わっていかないような気がしますね。
すみれ♪
2020/11/22 17:58:15
10丁目までと思っていたのに、28丁目とは・・
眩暈が起きそう。
ド根性物語でしたね。
もっと早くに聞いていたら、引き返していたかも??