tosituki

きっと私は若い人とは、話が合わないと思う。

日記

私が派遣されていく職場は、まわりに若い人が多い。


男性も多いけど12時に控室を見ると、若い女性でいっぱいでした。

若い人だらけです。

それで、若い子たちの中に入ると、自分が年取っていること忘れちゃうのですよね。

つくりもなるべく若見えするように努力しちゃったりして。

一緒に働けるのは、ものすごく楽しいです。

ひとつの空間の中で自分よりも半分の年齢の人達と働くというのは、ある意味、

ひとつの舞台の上で、私は違う人を演じているような感覚なのだと思った。

派遣されて、部品のように、機械のように、言われたことを素直にやりこなしていく。

かなり重労働ではありますが、今までの私よりも、信じられないくらいに、愚痴の言葉が出ないです。

それよりも有り余るくらいに、その場所に行きたい自分があります。

それはどうしてなのだろう?

不思議です。

職場に行き、仕事をして帰ってくると、家にいる時間に、職場の人たちのことを思い出すと、

過去のいろいろな私が若かったときに聞いた歌とか、感情とか、いろいろなものを

思い出して、その時間が宝石のように私の中できらめくのです。

その時間は、とても楽しいです。

もしも、仕事帰りに若い人たちとお酒の席に行くことがあったとして、(まずそれはない。なぜなら仕事が超きつい重労働なので、早く帰って早く寝たい。)

面と向かってお酒を飲む席のような場所では、きっと自分は自分の年齢に戻ってしまうのだろうな。

会話をした時には、きっと話のずれのようなものがあったりしてしらけるのだろうな。

みんなと仲良しになれば仲良しになるほどに孤独感が大きくなるのだろうな。

まあ、そんな風に思うのです。

「おばあさんのために何かしてあげることはない」と、面と向かって言われたことは、逆になんて正直ないい子なんだろうと思えた。

偽りの言葉で孤独感が増すより、何百倍も一緒に仕事ができることでよかったことたと、思えた。

私としてみれば、派遣されて、時給をもらえる仕事につければそれだけで100パーセント良かったということです。

今の職場は、付加価値として、昔の私の若かったころの楽しかったことを思い出せて、余計に楽しいということ。

重労働でも、文句を言わないくらいに楽しいってことなのです。

今派遣されているところは、今まで60か所以上派遣された中で、超一番重労働で、超一番きつい言葉をかけられるところです。

それなのに有り余る魅力がある場所なのです。

不思議。

魔法に満ちている。