セカンド

化石

小説/詩

灰色の世界の中で
思考が停止した

化石のように固まってしまった

揺れるブランコに乗りながら
上下に動く景色をただ見ている

背中を押してくれている人は誰

それは
あなたの優しさと違ったやさしさ

もう少ししたら私は溶ける
熱い紅茶に入れた白い砂糖のように

もう少ししたら私は振り向く
あなた以外の他の香りを求めて

もう少し強く押して
化石が割れていくように

もっと強く押して
化石が溶けていくように

私が振り向く時が来る
あなたではない

誰かを求めて



最近詩を書いていないので
無理やり書いてみました









  • セカンド

    セカンド

    2020/11/29 17:36:49

    令実 様

    自分の場合浮かんだらここに詩を書いています
    浮かばないと永遠に書かないかも?

    無理やりは虹の七色で簡単な物語を無理やり書いたことも・・・
    それぞれの色で七つの物語をとにかく作る^^

    何かと忙しい日々
    歌を忘れたカナリヤ的

    最も自分はカラス&スズメかも

    気持ちに余裕がなさすぎるのかな
    お題を見つけてまた書いてみますか^^


    粋生夢詩 様

    化石は化石でしかありえない
    この世に生を失った過去の存在物

    でも自分は化石でない化石
    化石に見える人間なのかもしれません

    灰色の世界が消えたとき
    そこに何が見えるのか

    現実にひれ伏しながらも
    畏れながら未来を見ているのかも・・・




  • 粋生夢詩

    粋生夢詩

    2020/11/28 20:28:11

    こんばんは。
    「化石」になってしまったのに
    代わりの誰かで戻ることが出来るのでしょうか?
    灰色の世界に変わってしまったのに
    誰かを求めることで振り返る日が来るのでしょうか?
    まるで時も止まった狭間の中で
    期待さえしていないような気がします。

  • 令実

    令実

    2020/11/28 13:14:57

    ずっと詩を書いてない自分を化石になぞり、詩を書かなきゃという気持ちが固い化石を割る(溶かす)という動作に置き換えられてるように感じました。
    日々が混沌としているからこそ、今までとは違う何かを期待する気持ち、新しい事に出逢えそうな予感は高まります。
    新型コロナ収束後の明るい自由な日常、待ち遠しいです。(*^^*)