ふわとろ

落鳥

日記

今日、飼っているヒメウズラのケージを掃除しようとしたら一羽が倒れていた

鳥が亡くなる場合を枝から落ちるようすを表現して落鳥という
ヒメウズラは床を歩く鳥なので落ちることはないがそれも落鳥という

もともとヒメウズラのような小鳥はちょっとしたことで亡くなりやい
それに群れる鳥は集団の中で一羽だけ弱っていると外敵に的にされるため、体調が悪くてもようすに見せることが無く、気がついていたときには亡くなっていることが多い

今までも繁殖期の喧嘩や卵詰まりでの落鳥はあった
今回の落鳥に関しては残念に思うことがある
もともと寿命が長い鳥ではないため、年に数羽ずつ産んだ卵を孵卵して雛を育てていた
しかし今年の雛は成鳥になる前に落鳥してしまう
おそらく近親交配による劣性遺伝の現れだと思われる

それで今年から雛を孵すのはやめて今後は今のヒメウズラの世話だけをしようと思っていた
もう今の鳥からは増やすことはしない
そう思っていた中での落鳥だった

ケージを移し替えるときにヒメウズラを手に取ると、おとなしくなったなあと感じることがあった
捕まるのに慣れたのか、それとももう年寄りなのかなあと

今の成鳥が歳を取り今後は順番に寿命を迎えていくことを感じさせる落鳥だった