のり

「隠し部屋を査察して」

小説/詩

エリック・マコーマックの「隠し部屋を査察して」を読み終わったので報告です。

序文で作者も、「日常の経験からわずかにずれたマージナルな領域をあつかっている。」と言ってますが、
ちょっと不思議なお話の短編集です。
いや、ちょっとじゃないです。とっても変なお話です。

しばしば、猟奇的な、変態的な、そして卑猥な話が出てきます。
でもそれが、すーっと入ってきて、すーっと過ぎ去ってしまう様な、
極めて奇異な物語によって、嫌悪感をあまり感じさせない様な、
そんな本です。

安易に皆さんにお勧めするのは、どうかと思いますが、
あくまで自己責任で、手に取ってみても良いかもしれませんね。


#日記広場:小説/詩

  • ௭りゅぬ௭

    ௭りゅぬ௭

    2020/12/13 10:38:27

    私は短編、結構好きなんで、
    長~い読みたい本リストが消化できたら、読んでみますね♪
    いつになるかわかりませんが……(≧▽≦)

  • のり

    のり

    2020/12/12 23:31:53

    りゅぬさん、
    迷ったら、まず読んでみてはいかがでしょうか。
    「隠し部屋を捜査して」は短編なので、長編物のネタが散らばっていると思います。

    普段短編はあまり読みませんが、短編ならでは…という位置付けで、手に取ることもあります。

    個人的には、短編でよかったかも…と思ったりしてますけど

  • ௭りゅぬ௭

    ௭りゅぬ௭

    2020/12/11 23:01:11

    マコーマック、ALL REVIEWSで新刊『雲』の書評を読んだ記憶が……
    書評を読んでもどういう小説なのか、判然としなかったけれど、
    なんとなく好みのタイプっぽいかな?と思って、リストに入れておいたのです。

    そうですか……変態で卑猥ですか……(≧▽≦)

    怖いもの見たさで、読んでみましょうか?(≧▽≦)