【阪神カップ】スーパーGⅡとも呼ばれるレースで千二ではスピード不足、千六ではキレ負けするような馬がGⅠは捨ててここを狙ってくることも多いレース。コースの特徴としてはスタートから直線の坂まで平坦か下りで構成されてるためハイペースで進むことが多く中盤も殆ど緩まへん傾向。瞬発力は活かしにくく、とにかくスピードの持続力が求められる。血統的にもダンチヒやヴァイスリージェント、ストームキャットらスピード型ノーザンダンサー系やナスルーラなどスピードの持続力を強化するような血が目立つ。

インディチャンプはこのメンバーでは頭２つくらいは抜けた存在。千四は新馬戦以来やけどどうかな。ピッチ走法で持続力よりはギアチェンジやトップスピードが求められるレースが得意。母系のスピード色が強いから距離自体は問題ないかもしれんけど適性の裏付けはあんまりない印象。ステルヴィオはここ２走千四で２着してるけどどっちも直線の長いコースでスロー。ここには繋がらん流れやし速いペースを追走して好走した経験もない。出来れば消したいね。サウンドキアラも千四では勝ってるけどスロー。ベストはマイルな印象で速いペースを追走してどうか。フィアーノロマーノはこのコースの番人みたいになってて阪神千四はベスト。ローテからもここ狙いは間違いない。穴っぽいところでは特殊コースの阪神千四重賞で好走歴のあるイベリスとヤマカツマーメイド、似たラップになりやすい中山千六重賞で好走歴のあるジャンダルムあたりを挙げときます。