ごま塩ニシン

脳活日誌1909号

日記

   家庭内感染の傾向

 私の棲んでいる地区で朝刊にコロナの感染数が出ているのだが、年齢別の報告があって、これを見ていると10歳未満何人、80歳以上何人と報告されている。しかも、この年齢構成が最近になって何日も続いている。ということは職場ではないということである。10歳未満の人が働いているわけがない。80歳以上もそうである。これは親と同居している家庭で、働きに出ている父親か、それとも息子、娘が感染してコロナ菌が家庭に持ち込まれているという事情だろう。こうした傾向が一番困る。家が大きく部屋数が沢山あればいいが、トイレや風呂が二つある家なんか少ない。ほとんどないといっていいのではないか。だから、自宅療養と言う方針事態に無理があるといっていいだろう。行政の無能対応を一般家庭に押し付けるのは後進国である。我が国の保健行政は二流国である。これを補っているのは国民の真摯な努力である。