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「落日」を読んで

日記

湊かなえさんの「落日」

一貫してのテーマは、「夕陽を見ると気持ちが落ち着く」
主な登場人物は「海の夕陽が好き」なので
このタイトルになったのかと思われる。

はじめは2パターンで進行して、徐々にかかわりができ
最終的に一つの物語になるという感じでした。

2019年の発行なので時勢を感じさせる。
家庭内や学校における暴力、いじめもあって
かつ、昭和時代を感じさせる古いものも登場し
ちょっと懐かしさも感じられる内容でした。

幼き記憶の一コマからある事件をきっかけに、
親子の絆、学校生活、若者の悩みなど、
それを克服する過程が繊細な心理描写となって
これからどうするのだろう?どうなるのだろう?と
サスペンスドラマのように読書意欲をそそってきます。
映画監督になった女性と脚本家の卵の女性が
最後は事件を映画化するのだが、なぜか
本当に存在する物語のように
その映画を見たくなってしまった。

  • jun

    jun

    2021/02/20 19:36:45

    ぷ~さん、私も全部というほどではありませんが、公民館で借りています。
    最初の「渋沢栄一 上下」は自費で購入しましたが、他は公民館です。
    新刊はあまり予算がないとのことで、在庫は少ないです。
    古い本でもいいし、市の図書館に行ってもいいかと思っています。

    ハイペースと言えばそうかもしれませんね。
    選んだ本がどうも意欲をそそるような内容なので、ついつい読みふけってしまったのです。
    今日は昨年の本屋大賞の1冊を借りてきました。
    楽しみです。

    本当は読書よりやらねばならないことがたくさんあるのです。
    でも、やる気が・・・

  • ぷ~さん

    ぷ~さん

    2021/02/20 16:43:24

    ハイペースで読んでますね。
    ぷ~は小説は買わずに、図書館派なので
    現状図書館閉鎖で、ずっと行っていない。
    最後に行った時、最初の宣言前だったので、
    返却はいいので、そのまま持っていてくださいというレアな事態。
    その後予約制で開館していた時期もあったけど
    漠然と棚を見て決めたい人向きではなくて
    結局春からずっと行けないまま、また閉館でしょうね。
    確認してないけど、たぶん。
    また減少スピードが鈍化してるみたいで、いつになるんでしょうね。
    ワクチンが普通に接種できるまでには、だいぶかかりそうですし。
    こんな状態でオリンピック開催できるのかな~