コーヘイ

重賞展望

日記


今週末は弥生賞、チューリップ賞、オーシャンSの3重賞。いよいよ今年もクラシックのトライルが始まるね。レース名で春を感じます。この土日で気になったのは中山の馬場。例年この開催から一段階軽くなるのは予想通り。ただ予想以上に時計が出てたし外差しはほぼ決まらんような状況。原因として考えられるのはエアレーションの表記がなかったこと。例年は開催が進むにつれて踏み固められて更に速い時計が出るようになることも多いけど今年はちゃうんかもしれんね。しっかり見極めたい。

【弥生賞】ここ2年は重馬場で上がりもかかってスタミナが問われるレース。17,18年は序盤~中盤もペースが上がらず3F戦。16年は単騎で飛ばした馬がおったのもあるけど序盤速くて中盤かなり緩んでの末脚勝負。同コースのホープフルSや京成杯と比較すると仕掛けのポイントが遅く、34秒前後の末脚が求められる傾向が強い。少頭数になりやすいことと本番を前に変な癖をつけたくないって心理が影響するんかな?血統的にはサンデー系が圧倒的であとはキンカメ系。普通に王道血統を重視するのが正解っぽい。ナスルーラやスピード型ノーザンダンサーの血もまずまず。

ダノンザキッドは流石にここを勝ちに来るとは思えへんけど、能力的にはここでは完全に抜けてるからね。ここまでの3戦もコースや馬場、展開もまちまちでそのすべてで完勝してるように総合力が高い。極限の瞬発力勝負とかやと多少不安はあるけどそんなコースでもないし普通に評価するしかないかなと。シュネルマイスターは血統、馬体からは短距離色が強いように見える。ピッチも速いし距離延びて良いイメージはないかな。人気になるようなら軽視したい。タイトルホルダーは2戦続けてダノンザキッドに完敗。末脚に良さのある馬やないし先行力や器用さが武器になるレースでもないからね。高速馬場に向いた感じもない。良くても押さえまで。タイムトゥヘヴンは時計のかかる馬場で好走してきてるけど血統的には高速馬場もこなせそう。ただ京成杯は3F目が14秒もかかるクソレースで展開も恵まれたから評価は難しい。テンバガーはその時の3着やけど内容的にはこっちの方が良かった。ただモーリス産駒全般に言えることやけど上がりが速くなると厳しい。ある程度締まったペースになるなら面白いかと。穴っぽいところならソーヴァリアント。半兄や半姉は締まったペースに強く、こういうタイプはクラスが上がっても対応できることが多い。ダノン以外は大した馬はおらんから2,3着くらいなら。