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9冊目、読了!

日記

「看守の流儀」  城山   真一 著


刑務所の話、5つの事件が短編のようになっている。

通しの主役は女性刑務官と語り手役の歌手の受刑者。
名前が男か女かわりにくいので、やっぱり最初は男だと思っていた。
そのことと、肝心なポイントをちょっと示してくれる役柄。

同じ刑務所の部署が違ったり、担当が違ったりで5つの事件を解決していく。
頭の切り替えにはちょうどいいサイズ(一編の長さ)。
でも登場人物はほぼ同じなので話のつながりはある。

内容も興味津々、かつ表沙汰にできない話や刑務官としての仕事の誇りがあり、
娑婆の事件より、刑務官の「やさしい心」を感じる。

自分も更生保護女性会において活動中で、刑務所の見学にも行ったことがある。
作業など見学したり、独房なども見させてもらった。
更生させるために努力されている刑務官の心意気を、感じられ感動した。

  • ぷ~さん

    ぷ~さん

    2021/03/31 10:43:57

    こちらに場所をお借りします。
    誠に勝手ながら、諸事情により
    友だち解消させていただきます。
    一方的な申し出ですみません。
    長い間おつきあいいただき、ありがとうございました。