今週末は阪神大賞典、スプリングS、フラワーC、ファルコンSの４重賞。多い。

【阪神大賞典】阪神内回り３０００は向正面スタートから１週半のコース。時期的に高速馬場やけど坂越え２回とタフなコースで仕掛け所も早くなりがち。そのため例年勝ち馬の上がりも３６秒前後。その上がり最速馬が過去５年全てで勝利、逃げた馬の馬券圏内もロードヴァンドール１頭（厳密には途中から先頭）と立ち回りでどうにかなるレースではない。とにかく末脚重視。血統的にはハーツクライ産駒の好走がかなり目立つようにグレイソヴリンは好相性。あとはロベルトも良さそう。

アリストテレスは菊花賞のパフォーマンスがGⅠ級。前走に続いて能力的には抜けた存在。血統的にも上がりのかかるタフなレースの方が信頼度は高いけど中京でハロン１０秒台も記録してるように瞬発力も非凡。ここへの適性も高そうでちょっと逆らえそうにないかな。ユーキャンスマイルは力的にはここでは２番手やけど昨秋のパフォーマンスがあまりにも悪すぎ。原因が状態面なのか衰えなのか判断が難しいけど重視はしにくいね。本質的には２４００や２５００辺りがベストやからこの距離やとあんまりタフなレースやない方が良さそう。ショウリュウイクゾは斬れる脚は全くないけどスタミナや時速力が武器。上がりのかかるここも悪くはないけど人気薄で激走した後のタイミングで重視するのはギャンブル的には悪手。日経新春杯の時計も前日の２勝クラスより遅いしね。穴っぽいところではアドマイヤジャスタはトニービン持ちで半兄にこのレース２着で長距離戦得意やったアドマイヤラクティ。この馬は以前に長距離戦で惨敗したけど不調の時期やったし適性はあってもおかしくない。あとはディープボンド。外差し有利やった菊花賞で先行して好走。京都ベストな印象はあるけど中距離よりは良いはず。最後に能力的に通用するかは微妙やけどハーツクライ産駒のゴースト。