セカンド

春の風のなかで

小説/詩

暖かな日差しの中
春が一つ転がってきた

それは
あなたが私にくれた春

爽やかな風と
花の香りも一緒になって

それはそれは
大切にしたい私の春


窓を開けると
青い空に白い雲が二つ

ゆっくりゆっくり
流れていく

ああ
私の想いも流れていく

それはそれは潤いながら
あなたのもとへ

ゆっくりと
そしてゆっくりと









  • 奈柚

    奈柚

    2021/03/22 21:21:43

    セカンドさんらしい温かい詩ですね
    ポカポカ、ホカホカと温度を感じます
    花も咲き始め彩りが明るくなります

    そう花粉さえ無ければ…

  • セカンド

    セカンド

    2021/03/19 23:27:44

    粋生夢詩 様

    焦らなくていい
    この想いがゆっくりとでもあなたに届いてくれればいい

    のどかな春の日
    青空に浮かぶ雲をみてそう思った

    花粉さえ飛ばなければ・・・

    燃えるような性急な愛も良いけど
    愛や恋にもどこか余裕が欲しいものです

    ん~
    若さが最近無くなってきた?

  • 粋生夢詩

    粋生夢詩

    2021/03/19 20:01:47

    こんばんは。
    「春が一つ転がってきた」って素敵な表現ですね。
    季節の変わり目はしんどくなることが多いのですが
    この詩を読んでのんびりした気分になりました。