せいくらべ
生まれたての君
新米ママの私
あの頃からかな
お腹の中にいるころから始まっていたのかもしれないね
どんどん成長していく君
無我夢中でやっと母になってきた私
鈍くさい母で君は苦労してきたんだろうね
宿題をしないで先生から呼び出しが来たこともありましたね
応援団長になって下級生たちを引き連れて一生懸命燃えたね
サッカー部に入ってスポーツもしたね
ハンドボール部と将棋部にも挑戦したね
私には出来ないことをどんどん出来るようになって
私が分からないことをどんどん覚えて
せいくらべは君の勝ちかな
負けるのが嬉しい勝負もあるのかもしれないな
どんどん成長していく君
心強くもあり、寂しい母なのです。