コーデ記録~黒71-1
本来なら、男子にしか現れない能力に目覚めたことで、
お告げにより定められた者だと一族に認識され、
男子として育てられることになってしまった少女。
偽りが明らかになれば一族郎党が国家への反逆と看做されてしまう。
だが、月の家と星の家に命じられたのは婚姻。
逃げることも叶わぬまま婚姻の手続きは終わってしまう。
少女は、「妻」となってしまった相手に「白い婚姻」を提案するがーー。
時々、昔からストーリー性のある夢を見ます。
たいていファンタジーぽい、ラノベ風の。
そのままネタにスライドすることも多し。
これも先日見た夢から。
ちなみに、べったべたですが、
相手も実は女子でなく男だった、というオチです。
ふたつの家特有の能力を両方持った子供、が国の目的だったため、
問題なくめでたしめでたし、で終わります。
少女が少年だと偽る話は、もう魂に刻まれるくらい大好物。
しかし、この性癖は間違いなく、
手塚治虫先生のせいです。
ええ、元凶はどう考えても幼少時に繰り返し見た
アニメ版「リボンの騎士」のせい。
ただ、大好きは大好きですが、
既に当時から色々フェチを内包していた私は、
見ながら微妙な気持ちになっていたことがいくつかあります。
まず、サファイアの声がダメでした。
なんか違う、と。
本当に「少年」だったら問題ないけれど
「少女」らしい声にして欲しかったなあ、と。
どうせ視聴者は女の子だって知ってるんだし。
あと、お姫様大好き幼女としては、
ロングヘアでないことが許されなかった。
オーロラ姫ラブな幼女は、既にロングヘアフェチじゃった。
で、幼女なんで、ピンクとかリボンとか
ひらっひらのふわっふわなドレス萌え。
なのに後半、サファイアに与えられるドレスが、
幼女には許せない色とデザイン
(大人っぽい色やシルエット)だったのです。
はい。つまり。
「亜麻色の髪の乙女」こそ、
当時のわたくしにとっての大正義だったのでございます。
ただまあ、金髪のお姫様好きが黒髪フェチになってしまうという
紆余曲折もあったりしますが、
男装してる女の子が、更に女装して滅茶苦茶可愛くなる、
というシチュは、未だに大正義なのですよ。
手塚先生、幼女の嗜好を歪めたのはあなただ。
……手塚作品って、実際あちこちに特殊嗜好が隠れていて、
(というか、やばい設定多すぎ…)
そんな人が神様になってしまう日本は、
やはりオタク大国だと思うわけです。
アニメから入った作品が多いので、
そしてアニメの方が大衆向けなので、
大きくなって原作漫画読んで
「なんか違う…」と違和感持った作品、多数。
一番衝撃だったのは『海のトリトン』でした。
卵生なんだ、って(そこ!?)。
一番すごいと思ったのは『どろろ』です。
一番えぐいのは『ブラックジャック』だと思ってる。
ピノコの設定えぐすぎて衝撃だった。
あれ?なんで手塚作品の話に…。