コーデ記録~̠猫仙女
元々は飼い猫だったのですが、
人語を解し、二足歩行する姿にスカウトされ、
お山にて仙人修行をして参りました。
化け猫ではございません。
仙女です。
このように、人の姿にもなれます。
ただふいに、お魚をお供えされたりいたしますと、
猫的本能が発露してしまったり。
ああ、娘々に知られたらまた修行させられます…。
日本だと木曽の御嶽山だかに猫は化け猫修行に行くそうですが、
仙女のなんとか娘々のところに修行にいく、という話を
加門七海さんの『猫怪々』で読んだ気がします。
そっち採用で。
加門七海さんの作品は、特にエッセイ(?)が好きです。
というか、彼女の作品を追っかけるようになったのが
『マレー半島すちゃらか紀行』でして。
女3人のプチトラブル(作中、虎ほどではないので猫ブルと表記)が
大変楽しくてですねえ。
ちなみにメンバーにはミステリ作家の若竹七海さんもおりまして、
W七海を追いかけるきっかけになりました。
特にエッセイというかノンフィクションというかオカルトというかが好きです。
地図上から風水を読み解く『魔方陣』シリーズで、
わたくしうっかり、天海僧正にはまりました。
天海僧正のお墓参りに日光にも行きました。
うん、家康・家光じゃないんだ。
眠り猫は見たけどさ。
参拝すると豆がもらえるんだぜ?
軽く日本の神仏を紹介してくれる『うわさの神仏』も楽しい。
やたら神様の名前が長くて覚えられん私にやさしい。
小説は、作家デビュー作である『人丸調伏礼』と『晴明。』の2作品は。
ぼろ泣きしました。
どちらもジュニア小説なのにこんなに救いがないなんて。
一般小説では『呪の血脈』が好きです。
オカルト体質だからか、怖い話も多いのですが、
個人的に『目嚢ーめぶくろー』はすっごい怖かった。
全作品網羅…はできてません。
紙の本って絶版するから。
でも電子書籍で読むのはなんか違うと思う作風です。