先日英オークスを制したディープインパクト産駒のスノーフォール。このレースが行われるエプソム競馬場は中山や中京とは比べもんにならんくらい起伏の激しいコースで、レース当日は道悪馬場。ディープ産駒は高速馬場専門やから欧州の馬場は合わへんなんて言われてたけど、それは日本で活躍するディープ産駒は高速馬場で求められるスピードやクラシックで活躍する早熟性を高めるような繁殖牝馬がつけられてるからやと思うんよね。逆に言うと欧州の重厚な繁殖牝馬やとどうしても軽さが足りひんから勝ち切れへん。ひょっとしたら条件馬で終わった馬の中に欧州なら大活躍してた馬もおったかもしれんで。産駒が欧州で走り出したからこんなこと言うわけやなく、そもそもディープインパクトの牝系は英国王室が育んできた重厚な血統やねんから欧州の馬場に合わへんなんてことがあるわけないんよね。血統は○○産駒だけで分類できるほど簡単やないし、だからこそ面白い。