唯一の課題はバンカーからの脱出
ゴルフが大好きな80才の老人が引っ越してきた新しい町で、
地元のゴルフ場の会員になった。
さっそくそこで初プレーしようとやってきたのだが、
もう皆コースに出てしまって、相手がいないと言われた。
老人は、どうしてもプレーしたいんだと言いつづけた。
結局、ゴルフ場のアシスタント・プロが相手を引き受けてくれることになり、
老人にハンデをいくつにして欲しいかたずねた。
その80才の老人が言うには、
「ハンデなんていらんよ、ワシのウデはまだ落ちとらん。
ワシの唯一の課題はバンカーから脱出する事じゃ」
そして実際、彼はうまかった。
パー4の18番ホールにきた時、2人の成績はまったく五分五分だった。
アシスタント・プロはドライバーショットをうまく決め、
グリーンに乗せて2パットでパーに収めた。
老人もドライバーショットはよかったが、
アプローチショットがグリーン横のバンカーに入ってしまった。
バンカーから老人が高いボールを放つと、ボールはグリーンに乗り、
転がってホールイン!
バーディで老人の勝ち!
アシスタント・プロはバンカーに歩み寄り、まだそこに立っている相手に話し掛けた。
「ナイス・ショット!
でも、バンカーからの脱出が課題だっておっしゃってませんでしたっけ?」
80歳の老人は答えた。
「そうじゃよ。頼むから、早く手を貸してくれ」
ジュンチャン
2021/07/16 07:01:38
なかなか凝った笑い話です( ^)o(^ )
❀aeri❀
2021/07/05 14:08:35
面白いですね(^。^;)
自身の脱出がww おじいちゃんだから♪