七夕日誌 最終話
「七夕日誌」(最終回) 一番叶わないお願いは「来年天の川が見れますように」だろうなぁ…(^_^;)
もらったステキコーデ♪:52
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えっ……!!
どしゃ降りの雨、
まさか私の買収した
今日のお天気担当の役員が
お腹を壊して欠勤するなんて…!!
臨時の役員にまでは根回ししてなかったぁっ!!(>_<)
仕方ない、
こうなったら強行突破でいくか。
(雷雨の中囂々と荒ぶる水流の天の川の河原にて)
彦「織姫!!」
織「彦様!!
あなたは待ってらして!
今私めがそちらに参ります…!!」
彦(すまない織姫……自分は思いっきりの金づち...)
織「……ぁぁ!!!」
彦「織姫!……そんなっ。
織姫がこの豪風で転覆してしまった…!
待ってろ、お前を一人で逝かせたりはしないっ!」
織「彦様...泳げないのにありがとう......。
せっかくの金の豆、濡れちゃっ……た………。」
彦「織姫、...いやだ、…織姫、織姫っ…」
織「私たちは人間じゃないから大丈夫...
死んでもまた来年には再生されてるわ。
……ふふ、でもこうでもしなくちゃ会えなかったものね。
…………ッ…」
彦「そうなのかっ…
でもお前の死に顔は、......見たくなかったよ。
来年また、逢おうね……織姫」
一年に一回は逢えるというのは、
実質的には全くの夢。
短冊に書いて一番叶わないであろうお願いは…
「来年は天の川が見れますように」
でしょうね……(^_^;)
再生して回数重ねるうちに、
きっと彼らも上手くいいやり方
編み出していくことでしょう(笑)
つまらない茶番だけど
七夕日誌に目を通してくれた方々、
本当にありがとうございました✿
(*´-`*)
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