興奮の犬くん
昨日、夜遅くに娘がリビングで水彩で絵をかいていました。学校の課題のようです。なんでも後回しにするからそうなる。先生からは、あんたが課題提出の少なさはトップと言われたそうです。まあ、そもそも自室の机は物置と化していて、本一冊ひらくスペースもありませんからね。
あ、でも絵は結構いい感じに出来ていました。息子は絵は結構上手なのですが、息子には描けない柔らかさがある、良い絵でした。
それはともかく。。。 リビングで絵を描く娘のそばに近づいたら、娘がボソッと言うのです。
「あの書棚の奥に、いる」
リビングの一番奥に、床から天井までの作り付けの書棚があるのですが、その一番上にいる。。。 台所から必殺スプレーを持ち出して書棚に近づきました。
おお、おまえデカいなw
相当に巨大な奴が、のんびりゆっくり歩いています。時々こちらを「なぁに?」ってな感じでチラッと見ながら。そして私が奴から目を離したその時に、突然に娘がリビングから無言で走って消えました。
ぶーん。
飛びやがった。
飛びまくりです。あっちに飛び、こっちに飛び、そっちに飛び。そして壁にぺとっと張り付いたその時に、必殺のスプレー!
もがくGK。
壁から落ちるGK。
真下にあったお魚の水槽に落ちるGK。
泳ぐGK。
やめろ、薬品まみれになった体で水槽で泳がないでくれ、魚が死んだらどうする。まあ奴にとっては、そんなの知るか、俺が死んだらどうするってなもんでしょうが。で、仕方がないので魚用の網で奴をすくいあげて、床に置いたところでスプレーを連射。あわれ、痙攣して瀕死となりました。すまん、お前に罪はない。罪はないが、生かしてはおけんのじゃ。許してくれ。
ちなみに翌日、水槽の魚は何事もなかったように、水槽を覗く私に、餌をくれと寄ってきました。良かった。。。
それで。
奴がウロウロしているのを犬くんはジッと観察していたのですが、飛んだと同時にわんわん吠えて、あとを追いかけてリビング中を走り回っていました。真夜中に大興奮の犬くん。床に飛んで降りてきたら、喰いつくんじゃないかと気が気じゃなかったです。まあ、無駄飯を食ってないで、GKくらいは捕獲して役に立ってもらいたいとも思いますが。