今週末は函館記念、中京記念、函館２歳Sの３重賞。最近雨が多くて前日段階での予想は不可能に近いことが多い。ちょっと何とかならんもんかな。

【函館記念】去年こそ２秒１の前傾ラップ＋外が伸びやすい馬場で差し決着になったけど１６～１９年は前後半差１秒以内とミドルペースに収まることが多く、内や前で上手く立ち回った馬の好走が目立つ。今年は先週は雨の影響もあって差しも結構決まる馬場になってきた印象やけどメンバーを見ると逃げそうな馬はトーセンスーリヤくらいか。馬場がどっちに傾くか次第ではあるけどある程度位置を取れた方が良さそうかな。血統的にはロベルト、トニービン、ノーザンテースト、ミスプロあたりが目立つ。

カフェファラオは初芝、距離実績なし、小回り実績なし、トップハンデの５８．５キロと不安要素しかない。人気薄なら未知の魅力に賭ける手もあるけどそこそこ人気するならまず消す。ゴリゴリのダート血統で速い流れのマイル戦を先行するスピード色の強いレースぶりからも前向きになれる要素は感じひんしね。ウインイクシードは小回り巧者で先行できるタイプやから馬券的には押さえるけど勝ち切るイメージがないのも確か。マイネルウィルトスは前走の圧勝が強烈やったけどレースの上がりが４０秒近くかかる特殊条件やったからね。馬場が渋るのはプラスやけど現状重賞でいきなり通用するかは疑問。サトノエルドールは函館記念と全く直結せ＾へんで有名な巴賞勝ち馬。これはやっぱり開催前半でスローで流れやすい巴賞と馬場が荒れてきてペースもそこそこ流れる函館記念では求められる能力が違うということで、今年も巴賞はスロー。この馬自身も好走したのはスローで流れたレースばっかりで速い流れへの裏付けは乏しい。netkeibaさんの人気予想は当てにならんけどここまで挙げた馬たちはそこまで強く狙いたい馬はおらんから穴っぽい馬に期待したい。まずバイオスパークは小回り＋少し時計のかかる馬場でのミドルペースは好条件。去年も外差し有利な中、５番手からしぶとく伸びて３着は評価して良い。近走も流れが向かへんことを考えれば着順ほどは負けてへん。あとは前有利な傾向ならトーセンスーリヤ、差し有利な傾向なら去年好走のアドマイヤジャスタとドゥオーモあたりを挙げときます。