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52ヘルツのクジラたち

小説/詩

島に移り住んできた主人公が

一人の子供と出会い
なぜ島にきたのか、生い立ちが少しずつわかっていく。
主人公も、子供も。。。そして主人公の人生を変えた人たち。。

ページ数の割には、少しずつ増えていく
キャラの性格もよくわかるし
頭に絵が浮かびます。

基本良いひとが多いけれど
いい人ほど壊れていくのか。

読みながら一緒に傷つき、一緒に苦しくなるけど
最後にはほっとできます。

そして、題名の意味がすぐにはわからなかったけど
しばらくして思い当たりました。

52ヘルツのクジラたちは
きっと、たくさん、周りにいます。
私もそうかもしれない。