もえーん

すごいと思う

日記

パラリンピックの水泳をチラチラみています。


いや、すごい。最近、凄いしか言ってない気がしますが、でも凄い。

例えば、腕のひじから先が両方ともない選手。
平泳ぎ以外の泳ぎは、ふつうは推進力の多くは手で発生させます。厳密にいえば、手のひらで水をかくことで推進力を得るのですが、手がひじから先が両方ともない選手は、当然ながら手のひらもない。ところが、けっこう速い。クロールを見ていても、いったいどうやったらそのスピードが出るのかというような泳ぎです。もちろんひじから先がなくとも、肩から肘までの上腕部分で水はかけるのですが、手のひらでの推進力にはとても及ばないはずです。

先日もチラッと書きました、あれです。まさに体重移動の力を生かし切ってで泳いでいるのだと思います。水泳で早く泳ぐために、体重移動がどれほど重要なのか、ということなのでしょう。

パラリンピックの選手たちの細かい泳ぎのテクニックは、個々の障碍に合わせた独特の泳ぎの部分もあるので、必ずしもわたしの水泳の参考になるわけではありません。でも、そもそも泳ぐってどういうことなの?ということ基本の要素を色々と考える機会にはなるなと思って、興味深く見ています。