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日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ②   

レジャー/旅行

こんばんは!台風14号は12日(日)から13日(月)にかけて

沖縄の先島諸島にかなり接近する見込みです。
沖縄では11日(土)は雨や雷雨となるでしょう。
その後12日には大雨となる所がある見込みです。
土砂災害などに警戒してください。
12日は猛烈な風が吹いて猛烈なしけとなりそうです。
暴風やうねりを伴う高波に厳重な警戒が必要です。
その他の地域は11日ですが九州から東北南部では曇りや雨となるでしょう。
東北北部から北海道は晴れる所が多くなりますが、午後はにわか雨がありそうです。

美しい
 ブナ林
生命が
 輝く季節
佐渡島を一望
 山頂の絶景

              佐渡島 巨樹と花々の山
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                 金北山

〇副住職・トレッキングガイド 近藤慶太さん

前回は掲載する並びを間違えてしまいました。
金北山のブナ林の一番多いルートの所までの紹介でした。
今回は抜けた所に一旦戻りそこから始め、
そこを書き終えましたら、前回の続きのところから始めます。
どうぞご了承ください。
宜しくお願いします。

今回は日帰りの山旅。
まずは大慶寺から車で登山口へ。

〇栗ヶ沢登山口

緩やかな山道を登り、湧き水が溢れる
縦池(たていけ)の湧水で水辺の生き物と出会います。
その後、美しいブナの林を散策。
神子岩(みこいわ)からは急登。
初夏の花々を楽しみながら山頂を目指します。

下りは同じルートで登山口へ。
往復7時間のコースです。

〇栗ヶ沢登山口(360m)

「はい、こちらが栗ヶ沢登山口となります。
 最初はまぁそんなにアップダウンは無いので、
 緑を感じながら準備運動だと思って歩いて行ってみてください。
 では行きます」

*撮影:6月下旬

わぁ~、清々しい。

「そうですね~、緑の一番綺麗な季節ですよ」

「ちょっとこれ見てくださ~い」

へぇ~、なぁに~?

「こちらにお花が咲いてますよ」

〇エゾアジサイ(青色のお花)

「こちらエゾアジサイという名前のアジサイの仲間ですね。
 北海道の南の方から、日本海側に分布しているようですけれど、
 え~、佐渡にも、え~、分布して生えている植物ですね」

淡いブルーがとっても綺麗。

「一つ一つ同(おんな)じなんですけれど、
 日陰の方に行ったりすると、少し青みが強かったり薄かったりするんで、
 好きな色を探してみるといいかもしれないですね」

夏の訪れを告げるというエゾアジサイ。
この辺りが夏の入り口ってことなのかな。

あ~、少し開けた場所に出た。

〇縦池の清水

「はい、縦池の清水に到着しました。
 え~とこちらに水が湧いているのでちょっと来てみてください」

へぇ~、どこどこ?

「はい、こちらに清水が湧いていま~す」

わっ、ほんとだ~。

岩の隙間から勢い良く湧き出てる。

「ここの水は飲めるんですよ、冷たくて美味しいです」

清水が湧き出るこの場所、近藤さんのお気に入りなんですって。

「そうですね~、沢に沢蟹だとか、
 え~、そういったもの居ますから自分の子供と一緒にこの辺まで来て、
 遊んでることもありますよ」

そうなんだ。

「はい、着きましたよ、これ、見てください」

随分、細い滝ですねぇ~。

☆ここからは前回の続きです。
 森を抜けた所から始めます。

〇神子岩(みこいわ)(780m)

「さぁ、こちらが神子岩です。
 今までの樹林帯と違って域広がりますねぇ」

この辺りは岩が崩れやすいので要注意。

「危ないんで近寄らない方がいいかと思います。
 それじゃあちょっとこっち来てください」

「どうですか?この景色」

わぁ~、広~い。

〇真野湾

「右手に見えるのが真野湾。
 え~、その左手からずうっと田園が広がってますね~」

見えているのは国中(くになか)平野。

「で、あちらの岩の向こうが山頂になります」

山頂は見えないんですか?

「お預けといいますか、え~、もうちょっと行くと
 ご褒美が待っているような感じですかね」

足元には小さな花々が。

「今まではどうしても森の中なので、
 え~、なかなか花が咲いてないんですけれど、
 こういった陽当たりのいい場所だと夏の花が咲き始めてますね」

〇ミヤコグサ(黄色のお花)

こちらはミヤコグサ。
京の都に多く生えていたことから付いた名前だそう。

「ヒヨコみたいに見えるので、佐渡では昔の人は、
 ヒヨコグサとも呼んだようです」

へぇ~、面白い。

〇メノマンネングサ

「これはちょっと小っちゃくて名前をメノマンネングサといいます。
 メノっていうのは、女のっていうような意味合いで、
 付けられているので、小さい、可愛いっていうような
 意味合いだと思いますけど、
 こういった水が少ない岩場でも生息出来る植物ですね」

〇メノ=女の=小さい・かわいい

これまでより傾斜が急になってきた。

「そうですね~、まぁ序盤は優しいんですけれど、
 上がるにつれて、こう山の厳しさというんですかね、
 登るとやっぱり厳しい山ですね~」

ここで山旅スタイル。

<山旅スタイル>

急登でも疲れにくい登り方を教えてください。

「はい、まずは歩幅ですね」

〇歩幅 大股で歩く

「大股で歩くのは良くないです」

大股は駄目。

「え~、出来れば小股で歩くと疲れが出にくくなります」

〇歩幅 小股で歩く

小股で歩く。

「大股だとどうしても、え~と、こう前に体を傾けることになるんですね。
 そうするとこの前の筋肉を凄く使ってしまうんです。
 で、この前の筋肉っていうのは、止まる時とかの筋肉なので、
 出来れば下りの時に取っておきたいので、
 あまり筋肉を使わない方が楽に登ることが出来ます。
 え~、代わりにこの後ろの筋肉。
 この筋肉は足を伸ばす為の筋肉なので、
 ここを使うように意識しながら歩くだけで疲れは全然違うと思います」

〇Point
 骨盤の下に脚がくる姿勢を意識する

ポイントは骨盤の下に脚がくる姿勢を意識すること

〇Point
 お尻から太ももの後ろの筋肉を押し出すようにして歩く

お尻から太ももの後ろの筋肉を押し出すように歩く。
こうすれば比較的疲れないで登れるようになるそうです。

出発して3時間半

「ちょっとあちら見てください、頂上が見えますね~」

〇金北山 山頂

やっと見えた~。

「ここに社(やしろ)があるのが、金北山の頂上です」

よ~し、もうひと踏ん張り。

「え~、はいと言いたいですが、まだもう少し登るので、
 え~、気を緩めずに上がってください。
 はい、それでは行きましょう」

「ちょっとこれ見てください。
 ここに小っちゃい小っちゃいお花があるんです」

今回は読みにくくなってしまいまして、申し訳ございません。
今回はお花がある所までで終了と致します。
次回はそのお花のご紹介から初めまして、頂上を目指して行きます。




  • gen_rin

    gen_rin

    2021/09/11 22:31:16

    こんばんは!蒸し暑い土曜日の夜をお疲れ様です。
    そうですね、台風の動向は気になりますね。
    被害が出ないことを強く望みます。
    そうですか、お知り合いに登山を大好きな方がおられますか。
    ももさんの想いも意味は分かります。
    このご時世ですからもう少し落ち着いて安心になってからでも遅くはないということですよね?
    そちらの意味でしたか、確かにアップダウンが激しい山や標高の高い山、
    そして岩稜帯、急峻な沢登りや梯子やロープを使用する地域、
    これらは確かにきついですものね。

  • もも

    もも

    2021/09/11 22:21:22

    台風の動きに注目ですね><

    登山を知り合いに誘われているんですが決心がつきませんw
    きついな~嫌だな~って思ってしまうから(;'∀')