37、38冊目、読了。
「海辺のカフカ」(上)(下) 村上春樹 著
始めはなんか15歳の少年の家出の話かと、あまり気が乗らない感じだった。よくあるパターンで2つ3つの話が同時進行していき、最後にはそれぞれが繋がってしまう。以前読んだ「IQ84」のような。
主人公の15歳の少年は、父親から呪いをかけられ、それから逃れるために旅に出た。はじめは呪いとは何か分からなかった。見逃したのだろうか?最後の方でようやく「お前は父親を殺し、母と姉と交わうだろう」という呪いの言葉があり、なんとなく思い込むうちにそういう事態が起こった。夢か現か幻か・・・現実離れしたようなこともあり、不思議なエロチック小説だった。
後半はどんどん吸い込まれるように読んでしまったが、終わってみるとあまりに偶然が重なり、都合がよく不思議な印象だった。途中途中に哲学的な引用句があり、小説を引き締めていたようで良かったかもしれない。
結
2021/09/24 22:52:10
追記 晴れたり曇ったりで雨は降らないようですが
此方はまだ25~26度を行ったり来たり?こちらはまだ日中は暑いようです^^;
結
2021/09/24 22:16:53
こんばんは、理想は春や秋のお彼岸、お盆や暮れにお参り出来たらいいんですが
生きている人の生活が主になるのは仕方がないですから^^;