コーヘイ

重賞展望

日記


誰それが帰国したとかわざわざニュースで取り上げるようなことなんかいな?何者でもないような人間に興味なんてあるかボケ!って思う僕の方が変なんですかね。まぁ、変やとしても改める気もないけど。僕の興味はいよいよ始まる秋のGⅠです。今週末の重賞はスプリンターズSとシリウスSの2つに加えて凱旋門賞に日本馬が参戦。楽しみしかない!

【スプリンターズS】中山外回り1200は向正面スタートで前半はほぼ下り坂。そこから平坦があって最後にゴール前の急坂。起伏のつき方やコーナーの角度が緩いことでほぼほぼハイペースになるコース。ただこの5年は傾向が様々で16年と17年はこのコースにしてはペースが落ち着いて、20年は近年ないくらいの時計のかかる外差し馬場になって末脚勝負に。この3年で馬券に絡んだ9頭中8頭がサンデー系の血を持つのに対して18,19年で馬券に絡んだ6頭のうちサンデーの血を持つのは1頭。まずはマイラー的な末脚が活きる馬場かスプリンター的なスピードの持続力が良きる馬場かを見極めたい。

レシステンシアは前走で初めて自身33秒台前半で入れたし時計もまずまずで高いレベルでのスプリント戦に一定の目処は立ったかなと。ただ本質的には千四~千六向きやとは思うし初の中山。1番人気で本命にするかとなるとどうか。ダノンスマッシュは2年続けてこのレース馬券になってるように能力・適性共に大きな不安はなさそうに見える。ただここまでキャリア24戦でもう6歳。近走は位置取りが後ろにもなってるし遅い時計での決着が多い。高速決着になった時にスピードの衰えが出る可能性は考えておきたい。ピクシーナイトは前走思ってたより強かった。恐らく父モーリスより母系の影響が強いからスプリント戦での高速決着にも対応出来るんやろなと。伸びしろも含めて期待したいけどその母系に抱えるサクラバクシンオーの血がこのレースに相性悪いのは少し気になる。母父キングヘイローもスプリンターズSで負けて高松宮記念勝った馬やしね。ジャンダルムはそこまで人気せんのやったら面白いかなと。ここ2走は出遅れて負けてるけど末脚は目立ってたし3走前春雷Sは同コースで勝ち方も秀逸。血統的にも本質的にはスプリンター。ゲートさえまともなら。結構辛口になったけど上位人気馬の中で順位をつけるなら、とう予想になりそう。それくらいセントウルSとそれ以外のサマースプリントシリーズ組では差があった。強いて挙げるならクリノガウディー。中山よりは中京ベストやからコース替わりがどうか。まずは内枠が欲しい。アウィルアウェイ、シヴァージは去年みたいな馬場やないと流石に届かん。あとはモズスーパーフレアとビアンフェが去年みたいに潰し合いを避けたら楽逃げになって残るかも、というくらいか。