買ったのではなく、いただきました。今は転職した元会社の同僚ですが（夫婦ともに元はうちの会社の人）、旦那がもともと結構な趣味人で、また家が近かったもので、自転車にはたまに一緒に乗ったり、家族で一緒に食事に出かけたりしていました。ただ、今はちょっとばかり遠方に引っ越してしまいました。

それで。最近になって奥さんが出産をしたため（旦那が44歳、奥さんが37歳なので、そこそこ高齢夫婦出産ですが、子ども可愛いｗ）、色々と整理しているようで、自転車も整理対象となったようです。

１台は、キャノンデールというアメリカの有名な自転車メーカーのマウンテンバイク。古くはアルミ製のフレームの草分けとして（昔は高級な自転車でもクロームモリブデンという材質でできた鉄製のフレームでした）、現在はフロントフォーク（前輪を支える支柱の部分）が片方しかないという異形の構造の自転車を、事実上唯一市販化できたメーカーとして有名です。頂いたモデルは、すでに10年程度は経つ古いモデルですが、丁寧にメインテナンスされているので状態はばっちりです。ちなみにこの自転車、以前私が借りて山中で乗り回しているときに転倒し、鼻の骨を豪快に折った、いわくつきの自転車ですｗ　どうも我が家に縁があるようです。

もう一台もキャノンデール。もととはロードレーサー（いわゆるロードレース用の自転車）だったものを、町乗り用に改造したものです。キャノンデールは、今はコストダウンのために生産が台湾に移ってしまいましたが、このモデルはまだアメリカ生産だったころもの。フレームの溶接部分を、溶接後に丁寧に削ってならして作られたハンドメイドモデルです。台湾生産になってから、その手の手作業はなくなってしまったため、見る人が見ればわかる、いまとなっては貴重なモデルです。

どちらも相応に高価なもので、売れば両方合わせて10万円くらいにはなるでしょう（もともとの金額は、その何倍にもなる価格です）。でも、うちの息子が自転車が好きなことを良く知っていて、息子さんが乗るならと譲ってくれました。ありがたい話です。

ただ問題が、置き場所。息子の部屋に一台置き（これで息子の部屋には自転車が3台）と、私の部屋の奥の倉庫に無理やり突っ込んで（わたしのところには、これで2台）、あとは駐車場に置いてある2台の合計7台。さすがに私の部屋は厳しくなってきたな、色々。。。