えんぴつ削り
数日前に会社に出社した時に、自分のロッカーにしまってある文房具をいくつか引き上げてきました。
色鉛筆、ふつうの鉛筆、短くなった鉛筆にはめる柄の部分みたいなやつ(なんていうの?)、レターオープナー、万年筆、万年筆のインク、0.9㎜のシャーペン、その芯、そして鉛筆削り。。。 などなど
わたくしは、ものごとを考えるときは、基本的に紙と鉛筆です。鉛筆はBか2B。2㎝くらいなるくらいまで使うので、最後はもはや鉛筆削りでは削れず、カッターで削ります。でもその前は時間がもったいないので、鉛筆削り。在宅メインになって以降はシャーペンでごまかしてきましたが、やっぱり鉛筆を使いたいので、鉛筆削りを持ち帰りました。
赤い色をした、なんということもない鉛筆削り。でもしばらく使っていなかったので、なんだか懐かしい感じです。今は私の自室の作業机の上に小ぢんまりと収まり、出番を待っています。
万年筆も良く使っていましたが、鉛筆削り同様に最近は手に取る機会も減っていました。 それほど出番はありませんが、例えば封書などの宛名書きは、万年筆です。会社だと、皆さんPCで宛名書きを打ってプリンターで出力して貼っていますが、私は万年筆でずっと書いていた気がします。
デジタルを否定しません。もちろん仕事ではデジタルツールはフル活用しているつもりです。ただ、アナログな物事への取り組み方が出来ていな段階でデジタルを使うと、結局やることが浅くなるのです。デジタルネイティブな若い社員はずっとデジタルなので、アナログなやり方を飛ばしても大丈夫なのかというと、やっぱり実はダメだったりします。でもアナログに何かに向き合うという経験をそもそもしてきていないので、PCを開かずに紙と鉛筆で考えてみろと言っても、その意図が感覚的に理解できない。
なかなか難しいところです。
もえーん
2021/10/15 22:22:06
>今の中高生ではカッターを使えない子が多くて、びっくりします。
まあそれを言ったら、我々の親や祖父母の世代は、自分の子供や孫の世代があれもこれも出来なくてびっくりしていたことでしょう。ただ、出来ないことのふり幅が、どんどん広がっているような気はしますけどね。
・とんとん・
2021/10/15 16:09:14
最初に慣れたのがボンナイフだったので肥後の守には親しめず大人になってしまいました。
父は肥後の守を使ってました。
小学校2年の時、学校でボンナイフで鉛筆を削る練習をさせられたんですよ。
PTAのウルサイ学校じゃなかったから出来たことかも。
今の中高生ではカッターを使えない子が多くて、びっくりします。
もえーん
2021/10/15 14:34:40
>年賀状の宛名も手書き
おなじくなのですが、だんだんと辛くなって参りましたw
>ボンナイフ
あっ、あれボンナイフっていうんだ!初めて知りました(ボンカレーなら知ってるけど)。今も売ってますよ。でも私はあれは使っていなくて、刃物で自力で削る時は、肥後の守でした。結構粗末に使われていますが、あれの刃は高級な日本鋼を鍛造で鍛えた、実は立派なナイフなのですよ。
・とんとん・
2021/10/15 13:57:11
私も鉛筆それもBや2Bを使います。
長くやっていたバイトでは、資料を汚すといけないからペンは使用禁止だったし
柔らかい鉛筆はさらさら書けて書きやすいから好き。
手紙はもちろん年賀状の宛名も手書きです。自分のおしごとのDMの宛名もすべて手書き。
手書きにしないとお客様のお名前を記憶できないからっていうのもあって。
子供のころ、「ボンナイフ」を使いませんでしたか?
プラスチックの柄にカミソリみたいな刃がしまえるナイフ。
鉛筆削り以外につかったことがなかったけれど。