万年筆に愛を
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もらったステキコーデ♪:27
えー、リアルのお話ですが。
わたくし、100本以上の万年筆を所持しております。
ちなみに、インク瓶もおそらく200以上…。
うん、馬鹿ですね。
そもそも万年筆を使いたいと思ったのは、
インクの色数が沢山あると知って。
ならば、インクの色と同じ色の万年筆が欲しいと思ったからです。
そうやって最初は安いものを
色のバリエーションがあるだけ集めてたんですが。
わたくしピンクが好きで。
ならばピンクの色に合うピンクの万年筆を集めよう、
という流れになりました。
で、色々集めたんですよ、がむしゃらに。
安いのは100円から。
高いのは定価10万円まで(実質はオークションなので半額以下購入)。
そうこうしていくうちに自分の好みも固まっていきまして。
最終的に行きついたのが
「国産」でした。
いえね、海外製品は表示がアテにならないんですよ。
有名ブランドであっても。
…細字扱いでも使ったらぶっとい字しか書けない絶望!
その点、国産は裏切ることがない。
例え200円でも!
あ、この場合の「国産」ですが、
セーラー、パイロット、プラチナの三社のみとなります。
何故「のみ」になるかと言うと、
肝心のペン先が自社生産であるからです。
外側だけ作って、ペン先がドイツのシュミット製ってのが大半。
あとはメイドインチャイナだったりするし。
海外製でもドイツのペリカン、ラミー、
台湾のツイスビーは書きやすくてお勧めです。
個人的にはフランスのウォーターマンも好きですが
書き味ががちがちに硬い。
でもボールペンに慣れてる日本人向けだと思います。
え? モンブランですか?
モンブランはねえ、アルファベット圏の人向きというか。
そう、海外製の万年筆って、日本語に向いてないんです。
漢字とか書くと潰れます。
日本語書くならば国産三社。
細字(F)が太くなくてちゃんと細いんです!
中字(M)でも海外のFより細かったりするし!
まあ、そこまで行きつくまで集めまくった馬鹿ですが。
最終的に辿り着いたのが
プラチナ万年筆の「ニース」シリーズでして。
重い金属軸が苦手で、樹脂製の軽い軸が好きで、
中でも透けるスケルトンが好き。
で、日本語もサリサリ書ける。
特にニースは表面加工のせいで、
使っていても滑らない。
それが定価で2万円くらい!
あ、万年筆に付きあってると価格感覚がおかしくなります。
鉄のペン先は固くて疲れる~
その点、金のペン先は柔らかくって楽~。
とか思い始めたら危険。
まあ国産なら1~3万円くらいで収まりますけど。
今回のニコタの万年筆ですが。
見た瞬間に
「トレドか蒔絵かよっ」って思いました。
トレドはペリカンの超お高い万年筆。
蒔絵はパイロットが有名な、やっぱり超お高い万年筆。
どちらも私には無縁です。
お金持ちかマニア向きですね。
ピンクじゃないからいらないし。
そう、ピンクじゃないから、というのは
ある意味ストッパーになりました。
基本、女性向けの色ですから(もちろん男性が使ったってかまわない)
そこまで高いのはあまり売り出されないのです。
値段で諦めたのはディンキーとオードリーくらいだし。
あと色目が趣味じゃなくてスルーしたスーベレーンM600。
ピンクだったら何でも飛びつくわけじゃないんだからね!
(我ながら説得力ないけど…)
まあ、今は「買っても使わないんだから安くても買わない」
と、ようやく理性が働くようになりました。
だって、結局使ってるの、ごく一部なんだもの。
右手は一本しかないしね。
とか言いつつ、先日雑誌付録の
ウェッジウッドの万年筆を入手しました。
買う前から分かってたけど、
固いし、インクフローも良くないし、
でも見た目は良いのでそのうちペン先交換したい。
でもインクを入れて万年筆を使うのは、
なんというか、楽しいのです。
例え、1000円のカクノであっても。
いやほんと、カクノは優秀ですよ?
パイロットの鉄ペンだから書き味ちょっと固いけど。
カートリッジも便利だけど
コンバーター使うとまた楽しいから!
これで日記や手紙書くの、お勧めです。
ちなみに、ニコタのこの万年筆ですが。
追加課金したらピンクも買うんだ…!