またいつもの話w
結論から言うと、前言撤回… しようかどうしようか迷い中。
何の話かというと、バタフライを一週間封印の話。またそんな話かw
昨日は木曜日の水泳のレッスンと、30分の短いトレーニングの日。ふたたびメニューの中にIM(Individual Medley=個人メドレー)が入っているので、バタフライを泳がないとならない。もちろん泳いだのですが、なんかまあそれなりに泳げたような気がしたので、トレーニング終了後に、25mを2回だけ、バタフライで泳いでみました。
泳げねーじゃんかよ。。。
しかし、ここで終えてしまうと悪いイメージが残ったままバタフライを封印することになるので、なんだか後味が悪い。ということで、片手バタフライを泳いで練習を終わろうかと思いました。片手バタフライというのは、読んで字のごとく、基本の体の動きはバタフライなのですが、腕だけ片手で泳ぐ、というものです。え、それってかえって大変なんじゃないの?と思われそうですが、全く逆です。バタフライの難しさは、クロールなどと違って左右に体をひねって泳がず、体を水平に保ったまま水面上に体を持ち上げ、さらにそのタイミングで呼吸までしなければならない、というところにあります。片手バタフライでは、クロールのように左右に体をひねって泳ぐことになるので、体を水面に浮上させきらずとも腕を水面に出して前に戻すという動きがやりやすいし、呼吸も顔を横に向けて行うことになるので、楽に出来るのです。
片手バタフライを行う目的は、その泳ぎの楽さを利用して、フォームや体の動きのタイミングを整えることに集中することにあります。ただ、片手バタフライを泳ぐと、往々にして「片手バタフライ」という泳法になってしまうことがある、という問題があります。バタフライの片手版ではなく、バタフライ的な片手で泳ぐ泳法になってしまうと、それはバタフライとは似て非なる泳ぎであり、バタフライの基礎練習にならないのです。
わたしも昨日、片手バタフライを泳いだ最初の数本は、片手で泳ぐバタフライ的な泳ぎになってしまっていました。そこで意識を変えて、とにかくバタフライであるという前提で体の動きを整えて泳ぐことに集中しました。キックの深さ、腰の動き、体全体のうねり、フォローの腕の角度、タイミング、入水の位置、そういうものを一つ一つ意識しながら…
ひたすらに片手バタフライ。
延々と片手バタフライ。
いつまでも片手バタフライ。
片手に次ぐ片手。
片手バタフライで泳ぎ倒して、そして最後の最後で、一本だけ普通にバタフライを25m泳ぎました。
泳げるじゃん。
決して好調な時のような泳ぎではないのですが、それでもなんとかまっとうなバタフライになっている気がします。
またね、いつものね、この話ですよ。基本が大事、っていう。
でも、本当にそうなんです、たぶん。ひたすらに基本に立ち返り、基本を確実に実行できるまで、寝てても基本が微動だにも崩れないほどに徹底して基本練習に邁進する。もうとにかく、ものごとの上達にはこれしかないのだと、本当に思います。
バタフライ封印は、明日の仕事が終わった後に泳いでみて、その様子で考えようかと思います。