【お話】魔女とポーション屋の店主の会話。
魔法の薬を作る、うさぎの店主に、
魔女が悩み事相談中。
「最近の若いのは、魔法で何でもできるって、思ってるのかね。
美人になる薬を作れだの、種族を変える魔法をよこせだの、
まずは努力が必要だろうって、考えることすらしない。
困ったもんだよ」
「そうだねえ。うちの薬にも材料がいるんだけど、
空気から取り出せるみたいに思ってるのは多いよ。
無茶な要求をしといて、なんでそういう薬がないんだって怒り出して、
どうにか作って渡したら今度は、思ってたのと違うって腹を立てるんだ。
職人をいたわってほしいもんだよ」
物語の端役にだって、苦労はある。
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桜を置いていたのを、紅葉に変えて、幻獣を配置。
さりげなく、食べ物に、焼いたハムを追加。
改装はかなり前だったんですが、
秋のテーマに何か投稿したくて、あげてみました。