セカンド

引き潮

小説/詩

冬の海を見ている

白い砂浜に座って

涙は流さない
砂に涙が消えてしまうから

想い出の一つ一つが
涙となっていく

せめて海に流したい
引き潮の海に

私は立ち上がり
打ち寄せる波に向かった

波音が耳元に響き
冷たい冬の海が足元を襲う

私は泣いた
声に出して泣いた

そしていくつもの想い出を
割れる波に落とした

もうすぐ日が暮れる
それでも私は立ち続けた

もう少し潮が引くまで
泣くことを忘れるまで




#日記広場:小説/詩

  • セカンド

    セカンド

    2021/11/28 00:44:39

    粋生夢詩 様

    ん~、なるほどです
    コメントを読んで3つ浮かびました

    ・荒海や佐渡に横とう天の川 芭蕉  秋
    ・海は荒海むこうは佐渡よ~♪ 白秋 多分秋?
    ・大海の 磯もとどろに寄する波 割れて砕けて さけて散るかも 実朝 冬

    日本海は秋でも波高し・・・冬はさらに・・・ですかね
    太平洋側伊豆の海も冬は波高し?

    ここは太平洋側の湾という事でどうでしょうか
    湾ですと少しは波が静かかと^^

    駿河湾、相模湾・・・富山湾なんてどうですかね
    それとある程度遠浅の浜でないとイメージがわきませんね




  • 粋生夢詩

    粋生夢詩

    2021/11/27 18:33:11

    こんばんは。
    茶化すわけではないのですが
    日本海側で冬の波打ち際に立つとさらわれます。

    冷たい海に涙を溶かすことで癒されるなら
    確かにいつまでも立っているかもしれません。
    きっと・・・涙を止められないかもしれません。