いちごみるく色に染まりたい

たぶん

日記

涙流すことすらないまま

過ごした日々の後一つも残さずに

さよならだ
*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――――
一人で迎えた朝に
鳴り響く誰かの音
二人で過ごした部屋で
目を閉じたまま考えていた
悪いのは誰だ
わかんないよ
誰のせいでもない

たぶん

僕らは何回だってきっと
そう何年だってきっと
さよならと共に終わるだけなんだ
仕方がないよきっと
おかえり
思わずこぼれた言葉は

"違うな"
*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――――
一人で迎えた朝に
ふと思う誰かのこと
二人で過ごした日々の
当たり前がまだ残っている
悪いのは君だ
そうだっけ?
悪いのは僕だ

たぶん

これも大衆的恋愛でしょ?
それは最終的な答えだよ
僕らだんだんとズレていったの
それもただよく聞き慣れたストーリーだ
あんなに輝いてた日々に
砂埃は積もっていくんだ

僕らは何回だってきっと
そう何年だってきっと
さよならに続く道を歩くんだ
仕方がないよきっと
おかえり
いつものようにこぼれ落ちた

わかり会えないことなんてさ
いくらでもあるんだきっと
すべてを許しあえるわけじゃないから
ただ
久々の日々をつらい日々と
感じてしまったのなら
戻れないから
*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――――
僕らは何回だってきっと、

僕らは何回だってきっと
そう何年だってきっと
さよならと共に終わるだけなんだ
仕方がないよきっと
おかえり
思わずこぼれた言葉は
"違うな"

それでも何回だってきっと
そう何年だってきっと
始まりに戻ることができたなら
なんて
思ってしまうよ
おかえり
届かずこぼれた言葉に
笑った

少し冷えた朝だ