tosituki

結婚して間もない頃、夫のほうが覚めていた。

日記

結婚式をした時に指輪を交換しました。


が、結婚式の次の日から指輪を外してしまい、手には何も付けていない状態でした。

そして、朝、会社に行くときにあいさつ代わりに私に言った言葉は、

「今日も、結婚相手探しに行ってくる。」

という言葉でした。

私は耳を疑いましたけど、長女を産んだばかりで、家の中にいる専業主婦状態なので、何も言い返すことはできませんでした。

その頃白い車を買いました。

私も免許を取りましたけど、駐車場に入れるときに隣の車にこすってしまったりしたので、あまり乗りませんでした。

夫が大体はその白い車に乗っていました。

駐車場にその車があるときに、灰皿を掃除に行きました。

すると、灰皿からは、口紅のついたたばこの吸い殻が入っていました。

「これ、私じゃない。」

子供がお腹に入った時からたばこは吸っていませんでした。

夫のスマホを除いたことはなかった。夫の財布が置いてある場所を見たら、ホテルの領収書が挟んでありました。

そのようなことが色々あったので、冷められていると思った。

またある時は、長女をおんぶして、夫の帰りを向かいに行こうと思って、駅の前で待っていた時に、

「こんなことするな。」

と、怒られました。

まあ、色々と、そのころ会ったことを書きましたけど、冷められていたんです。

でも、夜の営みはありました。

だから、セックスと、好きだという思いや、大切だという思いは、別物だって、

わかる気がします。

でも私は一言も文句言わなかったです。

子供が小さいし、今捨てられたら、死ぬでしょう?

我慢しましたね。

昔はこんなことあったな。

それでも、34年間はいつも一緒にいたんです。

冷めていても、一緒に住むには住みやすい女だったんだね。