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大はらい

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【大払い】 大祓 おおはらえ おおはらい

☆日本の神道儀式の祓の一つです。

<概要>

〇目的

大祓とは、人が知らず知らずのうちに犯した諸々の罪や過ち、
心身の穢(けが)れを祓い清めるものです。

@意味

 大祓の「大」は「公」という意味があります。

 個人だけのものではなく、日本国中の穢れを祓うという意味があります。

〇年に2回

大祓いの時期は毎年2回あります。

・夏越の大祓(なごしのおおはらえ)

・年越の大祓(としこしおおはらえ)

〇歴史

大祓は日本神話の伊邪那岐(いざなぎ)の禊祓いを起源としています。

@禊払い(みそぎはらい)

 人々の罪や穢れを祓い清める神事

西暦701年の大宝律令(たいほうりつりょう)によりまして、
正式な宮中の年中行事を定められました。

その結果、神社の年中行事の一つとなりまして、
現在も多くの神社で行われています。

@大宝律令

 中国の律令をお手本にしまして完成しました日本で初めての
 刑法と行政法と民法が揃いました律令のことをいいます。

 701年に制定されました律令は、刑法といえます「律」6巻と
 行政法や民法といえます「令」11巻の全17巻から
 成り立っています法律です。

 ★意味

  ・律・・・唐時代の律令を参考にしています。

  ・令・・・当時の倭(日本)の実情に合わせた内容になっています。

 ☆完成

  完成させましたのは文武(もんむ)天皇ですが、
  発端は天武(てんむ)天皇です。

 ★成立

  681年に天武天皇が律令制定に命ずる詔(みことのり)を発令します。

  *詔・・・天皇陛下の勅命

  701年に律と令が揃いまして初めての国家基本法が成立しました。

 ☆編纂

  編纂されましたのは、飛鳥浄御原令(あすかきよみはらりょう)です。

  持統天皇の時代であります689年に施行されました。

  この令はまだ律がありませんでした。

  等の律令を手本にしすぎました為に日本にはあまり合っていませんでした。

  不備を補う為に、そのまま律令の編纂は継続されます。

  そして天武天皇時代の701年に日本の実情に合いました
  念願の大宝律令が完成されました。

 ★中央集権国家の成立を目指して

  ・乙巳の変や壬申の乱といいました内乱が重なります。

  己巳の変 いっしのへん いつしのへん おっしのへん

  飛鳥時代の645年に中大兄皇子と中臣鎌足らが
  蘇我入鹿を美優忠にて暗殺して滅ぼした政変です。

  *己巳の変=大化の改新の第一段階のことをいいます。

  壬申の乱 じんしんのらん

  中大兄皇子こと天智天皇が崩御しました672年です。

  皇位継承をめぐりまして、天皇の弟の大海人皇子と、
  天皇の長子であります大友皇子が争いました。

  大友皇子は敗北をし、自殺をしてしまいます。

  翌年、大海人皇子が即位しまして天武天皇となります。

〇日本神話の禊祓い

伊邪那岐と伊邪那美の御夫婦は、日本の国土や多くの神を産みました。

妻であります伊邪那美は火の神を生んだ時の傷が元で亡くなります。

黄泉の国へ行ってしまいました。

*黄泉の国・・・死後の世界、あの世と考えられています。

伊邪那美は亡くなりました後に酷い姿になってしまいました。

それを見ました伊邪那岐は元の世界に逃げ帰ってしまいます。

黄泉の国から一人で戻りました伊邪那岐は、
川の水で穢れを祓いました。

この時に伊邪那岐が身体を体の水で洗った時に多くの神が生まれました。

@洗った時に・・・

 ・左目・・・天照大御神(あまてらすおおみかみ)

 ・右目・・・月の神であります「月読命(つくよみのみこと)」

 ・鼻 ・・・須佐之男命(すさのおのみこと)

 ☆三貴子(三貴人)

  上記のお三方のことを三貴子といいます。

〇茅の輪くぐり(ちのわくぐり)

茅で作られました大きな輪をくぐることによりまして、
心身を清め、無病息災を祈る神事のことをいいます。

@日本神話に由来

 須佐之男命が旅の道中で、蘇民将来(そみんしょうらい)と、 
 巨旦将来(こたんしょうらい)という兄弟に宿を求めました。

 兄:蘇民将来

 弟:巨旦将来 

 弟の巨旦将来は生活が豊かだったのにもかかわらず断りましたが、
 兄の蘇民将来は貧しいながらも須佐之男命を手厚くもてなしました。

 数年後・・・

 再び蘇民将来の家を訪れました須佐之男命は・・・

 「もしも病が流行った時には、茅で輪を作り、
  腰に付けてなんぞ逃れよ」

 このような言葉を発しました。

 その後・・・

 病が流行った時に教えを守りましたことで、
 蘇民将来は厄を除け難を逃れたといわれています。

 そして・・・

 人々は厄除けの為に茅の輪を腰に下げるようになりました。

 江戸時代(1603~1868)年の初期頃に現在のような大きな輪となり、
 そこをくぐることにより、無病息災を願い、穢れを祓うという
 神事になりました。

〇大祓と茅の輪くぐり

古来より日本では6月が暑さの始まりで、
心身が疲労をしたり、気力が衰える等し、病気の流行期と考えられています。

厄払いの「夏越の大祓」と、これからくる夏の病気等をせずに
乗り越えられるようにという無病息災を願う「茅の輪くぐり」が結びつきまして、
一緒に執り行われるようになったと考えられています。

@時期

 ・夏越の大祓:毎年6月30日です。

 ・年越の大祓:毎年12月31日です。

問題 祓うとは神に祈り、罪や穢れ・災い等を除き去るという意味です。

   この中の穢れとは、どういう意味でしょうか?

1、忌まわしく思われる不浄な状態。

2、清潔さや純粋さを失うこと。

3、汚れた環境にいたり、汚れた状態を放ったらかしにして置く等、
  健康に良くない状態にすること。

ヒント あくまで例えばです。

   〇神棚封じ

   神様は「穢れを嫌う為に、身内の誰かが亡くなりますと、
   「死」という「穢れ」が神棚に入り込まないように神棚を封じます。

   @穢れ

    またのいいかたを・・・

    ★気枯れ

     気が弱まることを意味します。

     大切な家族が亡くなるということは、悲しみで気や活力が低下します。

     その為に・・・

    身内に起こった不幸を祓い清める為に、元気や生命力が戻るまで
    「神棚封じ)を行います。
 
   〇塩

   お塩は、古代から穢れを浄化する効果があるとされています。

   「悪霊に取りつかれたら盛り塩をする」等有名です。

   お塩の中でも・・・

   海水から取れます天然の「粗塩」には、
   海や大地等の地球のエネルギーと、天日干しにより
   注ぎ込まれます太陽のエネルギーが凝縮されています。

   @粗塩

    ・大地(地球)

    ・太陽(宇宙)

    両方のエネルギーで満たされています。

   この世界を構成するエネルギー源で出来ているということです。

   その為に、盛り塩のような少量のお塩ですら、
   様々な穢れを浄化し、その場を神聖な空気やエネルギーで
   満たしてくれています。

数字もしくは穢れの意味をよろしくお願いいたします。








         

 









  



  

  






  • gen_rin

    gen_rin

    2021/12/31 21:59:44

    こんばんは!大晦日のお忙しい時にこうしてお答えとコメントをありがとうございます。
    どうもお疲れ様です。
    素晴らしいですね、正解です。
    とんでもありません、こちらこそお世話になりました。
    またノエママンが御手隙の時にでも2022年お話をしたいものですね。
    どうぞ次回よろしくお願いします。
    良いお年を!!

  • ノエル

    ノエル

    2021/12/31 18:14:44

    げんりんりん、ちィ~ッす♪
    1、忌まわしく思われる不浄な状態。☆彡(`・ω・´)b
    本年も大変お世話になり、有難うございました♪
    来年も宜しくお願いします★
    どうぞ良いお年をお迎え下さい♥