セカンド

白い世界の中で

小説/詩

雪が降っている
白い世界が広がっている

私の心は裸になって
舞い落ちる雪を捕まえている

凍えてしまうまで
動かなくなるまで

あなたはその中にいる
きっといる

それは残像ではない
あなたの香りがする

幾重にも幾重にも
雪は舞い落ちている

私は目をつぶる
手のひらに雪が触れる

それはあなたではない
それもあなたではない

あなたに触れることなく
愛が凍えていく

雪が降る
私の心はあなたを探し続ける

凍えながら
裸になって




  • セカンド

    セカンド

    2022/01/26 00:26:15

    Reimy 様

    言われてみるとそうですね
    雪の二面性?

    命を奪うような激しい吹雪の一方で
    「雪まつり」や「かまくら」とか生活に密着したものも・・・

    イラスト拝見しました
    星座早見版っぽい^^

    ネコちゃんたちがホント楽しそうです
    その瞬間が絵になっていて素敵ですね


  • Reimy

    Reimy

    2022/01/25 21:17:52

    雪って、雪国に生活している人にとっては現実は死活問題に関わる厄介者なのに、
    イメージは止めどなくファンタジー。
    そして命を奪えるほど冷たいのに何故か温もりさえ感じます。
    不思議ですね。(*^^*)

    冷たいのに、寂しいのに、「あなた」を探している姿を想像するだけで温もりを感じます。


    CAPRICCIOのイラストで、描いた星座名や一等星名を書き込んだものがあったので、外ブログに追加アップしました。
    お時間ある時にでも覗いて下さい。(*^^*)

    https://blog.goo.ne.jp/minazuki3721/e/d5090ad8501ba8c6dac2d7f170832011

  • セカンド

    セカンド

    2022/01/04 11:44:37

    粋生夢詩 様

    PCの前で何となく浮かんだ言葉を
    書いています

    浮かんだというか跳び出した言葉を
    捕まえる的でしょうか

    白い雪のイメージは
    自分では温かさを求めるのですが・・・

    結果的にこのような詩になってしまいます
    ストレスから?

    ほんわかとした詩を書きたいのですが
    出てくる言葉がこのようなものなので・・・

    無理に書けば書けますが(その時はそれなりにコメントを入れます)
    自然が一番かと・・・^^




  • 粋生夢詩

    粋生夢詩

    2022/01/04 05:45:18

    おはようございます。
    それは残像ではなく確かに香りがするのに、
    あなたに触れくことが出来ない。
    求めて探してもそこには面影は見えても
    確かな温もりとして感じることが出来ない。
    そういう虚無や寂寥を何故こんなにも優しく
    表現できるのだろうと思うけれど
    それはセカンドさんの心根が
    映し出されたものだからなのでしょうね。

  • セカンド

    セカンド

    2022/01/03 22:16:31

    ☽碧 様

    降る雪を見ていると
    色々なことが思い浮かんできます

    春の香り
    白い世界の下の草木の隠れた新芽の香り

    そんなものも
    雪の世界に香っているのかも知れませんね

    独りだけ想う心が少し寂し気?

    でもそれが自分にとって今一番必要な事なのかも
    そして大切だと思う事なのかも




  • セカンド

    セカンド

    2022/01/03 22:05:48

    かれん 様

    ホッカイロ持参で詩を読むのもいいかも?
    心も裸になると風邪をひくのでしょうか・・・

    北国は新年から吹雪いているみたいですね

    雪の中に微かに香る愛する人の香り
    それは想いの香りなのかもしれません


    いっそう待ち遠しく感じられます

    明るい詩を書きたいのですが
    どうもこうなってしまいます

  • ☽碧

    ☽碧

    2022/01/03 16:44:29

    白い世界
    冷たくて、寒くて、凍えそうな世界
    でも、想いが温かい( *´艸)

  • かれん

    かれん

    2022/01/03 15:17:54

    雪がしんしんと積もっていく情景がうかんできました・・・
    いつか春がきて 凍えた愛が解けていくといいですね^^


    読み終えた後
    寒くなりました(* ´艸`)クスクス
    それだけ、この詩の世界に引き込まれてしまったみたいです^^