りり、小説を書いてみる②その-3
この物語はフィクションです。
あるいは、夢?。。。今回はちょっと長い?
--------------続きです------------------------
僕は、ランドセルを玄関に放置してでかけた
家を出て左へ行くとすぐ角になっていて
横切る道は急な坂道になっている
さっき途中まで降りてきた道だ
角を左に曲がって坂を少し上ると次の角からは緩やかな下り道
その角の左はしいちゃんの家へ行く道
僕はその角を通りすぎて真っすぐ進んだ
3分ほど歩いて突き当りを左。。。
あれ?
いつもの突き当りにある商店街の本屋さんがなんか。。。
わからないけど何か雰囲気が違うような気がした
不思議な感覚だったけど何がどう違うのかわからなかった
僕は、「ま、いっか」と左に曲がって3件目の家のとなりの公園についた
三角形の土地の三角広場
弘夢くんはまだ来ていなかった
だけど、隣のクラスのかっちゃんがいた
「ねぇねぇ、さっき妹が探してたよ」
かっちゃんは僕にそう言った
「妹?」
誰の?って聞きかけたら、かっちゃんは「もう帰ったよ」と言って
友だちのところへ走って行ってしまった
なんだ?なに?
わけがわからないなぁと思っていたら
女の子の泣く声が聞こえてきた
その声は公園の真ん中にある土管のトンネルの中から聞こえていた
近づいて覗いてみたけど誰もいなかった
気のせいかな?って思ったけど
また聞こえてきた
なんとなく、何もない土管の中に入ってみた
声なんて聞こえない
空耳だったんだ
入ったのと反対から出ると
ピンクのうさぎのぬいぐるみが土管のそばに落ちていた
あたりを見回しても誰もいない。。。
え?
誰も?誰もいない?
ついさっきまで遊んでいた子たちもいない!
かっちゃんも、ブランコでビュンビュン漕いでいた子たちも
まるで忽然と消えたみたいだった
僕は、なんだかモヤモヤした気分でぬいぐるみを拾った
そのぬいぐるみはなんとなく見覚えがあった
僕はどうして、そんなコトをしたのかわからないんだけど
そのぬいぐるみを持って家に帰った
普通に考えて、そんなものを持って帰ったら
持ち主が戻ってきたとき困ると思うのに
それに、弘夢くんと会う約束をしてたのに
どうして家に帰ってしまったのか
わからないんだ
家に戻ると衝撃的な光景だった
家が。。。。。。ない!
あるはずの場所に家がないんだ
そこは建築中になっていた
家の土台?になる基礎工事っていうやつをやってるところだった
工事の職人さんが3人働いていた
入口で3才くらいの小さな女の子が泣いていた
その子は僕をみると走り寄ってきてぬいぐるみをつかんだ
「みみちゃん!」
どうやら持ち主らしかった
僕はぬいぐるみをその子に返した
そんなことより
何がどうなって、こうなっているんだ?
え?
僕はどうしたらいいんだ?
家は?
え?え?え?
そのとき、しいちゃんのママが通りかった
「こんにちは^^今度、引っ越してくる子?ご近所なの。よろしくね」
そう声をかけてくるしいちゃんのママは普段と別人だった
若くてニコニコして優しそう
僕はさらに何がなんだかわからなくなっていた
-------------今日はここまで^^--------------------
うさぎのぬいぐるみ^^
さて、この女の子は誰なんでしょう
おうちはいずこへ?
弘夢ちゃんは、今回のお話しに再登場するのでしょうか^^
前作で名前しか出なかった弘夢ちゃんは今回、ちらり登場しました
あれ?前作は読んでくれてましたっけ?
ありがとうございます♡
ムーやん
2022/01/09 15:51:05
りりさん、お見舞いありがとう。
元気が戻りましたよ~。
面白い展開になって来ましたね。
次が楽しみです。
Reimy
2022/01/09 13:41:37
アバのコーデ、かわいいなあと思ったら、この物語の女の子のイメージなのね。
ファンタジーなお話が好きでよく読んでた。 まだまだお話の入り口かな?どんな展開が起こるか楽しみです。(*^^*)