瑠璃

マサラカレー

日記


ちょこっと伝言板のカレー話がきっかけで
大好きだったカレー作りを思い出していました。

師匠がインド人だったので、結構本格的に教わって
スパイスまみれになっていた時期がありました。
もともと凝り性というのもあったんでしょうね。

よく使うスパイスは大袋で仕入れて、2,30種類は試したかも。
最終的には数種類ずつ、素材に合わせて組み合わせ。

カレーといってもルーを使うカレーと違って
スープはさらっとしています。

ちなみに「カレー」というのは、昔インドを訪れたイギリス人が
インド料理の総称的に名付けた名前で、イギリスではスパイスを使った
煮込み料理をそう呼ぶのだそうで、日本に来たカレーはその色が強いとか。
今ではインドでも「カレー」と称するようですが、「チキンマサラカレー」等
具材による呼び名の違いはありますね。

インド料理にも南北東西と様々なマサラ料理があります。
使う素材もスパイス類もそれぞれに特徴があるのですが、
基本を習ったあと自己流にアレンジしてしまうのが得意な私は
いろいろ試して美味しいなと感じる形になりました。


ギーは使わずにもっぱらごま油…ただ、スパイスの香りが変わるのを
防ぐために太白ごま油を使います。
スタータースパイスはほとんどがクミンシード。
弱火で香りが立つまで炒めたあと、ショウガとニンニクのみじんこ切りを入れ、
焦がさないように火を通して、そこからタマネギ、好みのスパイスで
味を調えつつ、トマトのざく切りで水分を加え、あらかじめ塩コショウと
スパイスで下味をつけて焼いておいたお肉(大抵チキン)を入れ、
コトコト煮込みます。
仕上げにココナッツミルクを入れるのがお気に入りです。

炒める加減は殆ど香りで判断しているアバウトさ。
(これはマクロビオティックの名残りかも)

マサラカレーにはサフランライスが欠かせませんが、
サフランは価格的にお高いので、ターメリックで代用することも多かったです。
炊くときにココナッツオイルかバターを少し入れると美味。
お米は日本米でなく、バスマティーライスか、ジャスミンライスを使います。
(粘り気の少ない細長いお米)

副菜にはサブジというマサラを使った炒め物を、いろいろなお野菜で。

ナーンもチャパティも、その時のマサラカレーに合わせてこねこねしていました。


…自分で書いていて食べたくなるとか…。
最近もっぱらおでん生活だったので、たまには作ろうかなー。



  • 瑠璃

    瑠璃

    2022/01/11 17:01:16

    YURIさん、コメントありがとうございます☆

    私の作るマサラカレーは、特定のもの以外カイエンペッパー(唐辛子)は使いませんので
    子供でも辛味の苦手な人でもパクパクいけますよ。
    そもそも私自身が辛味が苦手なこともありまして。

    インドは暑い国ですので、いろいろな意味に於いて辛味成分も必要なのでしょうけれど。
    そういえば離乳食で泣き叫ぶ子供に辛いカレーを食べさせるという話も聞いたことがあります。
    ひぃーって思いましたけれど、衛生面等に於ける殺菌作用、免疫作用のためと考えると、単に残酷な話とは言えなくなりますね…。

    ご紹介いただきましたブログ、いくつかの記事を見てみました。
    なるほど、なかなかに面白い内容です♪

    私が知るインドは、ほぼ庶民階級?大多数のインドの人々が生きる環境だと思われますので、ああ、こういう「インド」もあるのだなーと。

    友人のヨーガのマスターも、インドのアシュラムで長年修行した人ですけれど、私よりかなり年上ですのにとても可愛らしい人で、いろいろなお話を聞かせてくれたものでした。

    また別の友人は、インドを放浪中にあろうことかダライ・ラマ師と偶然会ったのだとか。
    (亡命以前のかなり昔です)
    インドとは不思議な国だなとつくづく思ったものでした。

  • YURI

    YURI

    2022/01/10 20:53:42

    凄いこだわり!!Σ(゚Д゚)
    カレー辛くて食べられない(スパイス全般ダメ)な私からすると、考えられない世界です(;^ω^)

    子供用甘口か、ココイチの甘口程度しか食べられない・・・(店舗によってはそれでも辛いと感じる)。
    そもそも辛味というのは味覚じゃなく「HOT」(痛み)なので、うちの父みたいに10辛を平気で食べる人とかは、違う意味で体に問題がある気がします(;^ω^)

    食べられても、出す時はほぼ全ての人に問題が発生するって事を忘れてるし。
    粘膜が荒れるのは体に悪いですしね。
    私は多分痛みに対して鋭敏過ぎるのでしょうが、我慢して食べられなくもありませんけど、痛みが邪魔して本来の旨味を感じにくい事の何がいいのかわからない、という感じですね。
    パンチがある方が全部邪魔してるっていう。

    本場の人みたいに最初からスパイス料理しかない世界に生まれてれば、それなりに慣れたんでしょうけど、そういう環境にないと無理だなぁと思う料理です。
    全部スパイスですもんね(;^ω^)
    漢方系も口に合わないので、多分元々そっち系が合わない体なんだと思います。
    合う人は、漢方が不味いと感じないので。

    大海の一滴じゃないですけど、唐辛子一粒混ざっててもすぐ見つけますよww
    味覚の正確さには自信があります(* ´艸`)>私にとっては味覚を邪魔する異物なのでw

    スパイス料理ばっかり食べてたら病気にならないんじゃ?とも思いますが、結局そんな事もないですしね。
    因みにインドって話でこちらのブログを思い出しまして。

    https://ameblo.jp/chichyetsu740204/

    現在は日本に帰国されて日本の事やヨガの話題なんかを書かれていますが、ご主人の転勤でインド暮らしの事を書かれています。
    インドがどういう国かわかるというのもありますが、とにかく面白いという理由でずっと読者を続けている方ですので、お時間あったら|д゚)チラッと見てみて下さい(´∀`*)ウフフ
    勿論お料理の事も書かれていますよ(参考になるかはさておき)。