コーヘイ

重賞展望

日記


2021年の年度代表馬はエフフォーリアやったね。他の部門も概ね納得やけど今年千六と二千しか走ってへんグランアレグリアを短距離馬と呼ぶのはちょっと違和感が。あとはマルシュロレーヌも何らかの形で表彰してほしかった。日本とアメリカのダートの違いを考えればアメリカのダートのBCを勝つのは凱旋門賞より難しいかもしれん大偉業やからね。あとは毎年言うてるけど非公開にした人からは投票権剥奪せよ。どういう理由でその馬に投票したか説明でけへんなら返上すべきやし、それくらいの責任感とプライドを持って投票すべき。そうやないと関係者にも馬にも失礼。

今週末の重賞は日経新春杯、愛知杯、京成杯の3つ。

【日経新春杯】去年に続いて中京2200での開催。中京2200は直線入り口スタートですぐ1度目の急坂、そこから角度のきつい1~2コーナーから向こう正面までほぼ上り坂で残り1100m辺りから下り坂で最後の直線で2度目の急坂とかなりタフなコース。形態からロンスパ戦になりやすく去年も60,7-11,9-59,2と約6Fの超ロンスパ戦。今の中京は前や内有利な傾向やけどここまでスパート地点が早いと流石に単純な前有利なレースにはならんとは思う。血統はサンプルが去年しかないけど1,3着馬は父か母父キンカメ、2,3着馬は父か母父タニノギムレット(ロベルト系)。あとはグレイソヴリンも合うはず。

ステラヴェローチェはホンマにここ出るんかな?能力は言うまでもなく最上位やし、長く良い脚を使うタイプやから条件的にも悪くない。ただ不良馬場の神戸新聞杯のダメージが残って菊花賞はデキ落ち、そこから立て直して有馬4着から中2週でここ使う意図がようわからんのよね。タフなレースの後でどれくらいの状態で出て来るかが問題。ヨーホーレイクはダービーは進路が取れへんかったのが原因で7着。スムーズなら3着争いには加わってたはずでこの時点ではステラと能力差は殆どなかったはず。ただそこから1度も使えへんかったからどこまで成長してるかは難しいところ。馬体だけ見たら伸びしろはありそうやったけど全兄弟たちは古馬になって伸びたとは言い難いからね。クラヴェルは力はつけてきてるけどエリ女含めてこれまで戦ってきた相手を考えたら今回一気にレベルは上がるのがどうか。買いたいのはフライライクバード。ロベルトが3本入る血統でトップスピード自体はそこまででもないけど持続力やパワーのあるタイプ。特筆すべきは去年の長良川特別で翌日に同じコースで行われた日経新春杯より0秒6速い時計で圧勝。ベストと言って良い条件でステラやヨーホーが完調やないならアタマまであっていい。あとはこれもロベルト系で速い脚はなく上がりのかかる条件が合うマイネルウィルトス、ハーツクライ産駒で母系もタフな条件が合いそうなカセドラルベル、トラストケンシンあたりを挙げときます。